| ツアーの発端
チラシでも書きましたが、金運のことをやりたい、というのは数カ月前に福本が提案していて、秋がいいねと話していて、それからLove Engleは天使からずっとお金や豊かさに関するメッセージを受け取っていました。
ある日Love Engleは私のバイト先に寄る直前、スターバックスでコーヒーを飲んでおられたそうですが、なんと目の前にたくさんの仏様とたくさんの財宝をのせた宝船があらわれたのだそうです。
こんなところで、と驚いてみていると、仏様達は船から降りてこられて最前列に5人、そして後ろにもたくさん並ばれて、それぞれが手を取り合い、ラインダンスのように楽しく踊りだされたそうです。仏様のその時のお姿は身長20センチほどで二頭身だったそうで、本当に楽しくて楽しくて、こんなに豊かにあふれている宝物を早く取りに来なさいとメッセージをいただいたそうです。
この話を聞いて、私は このツアーを企画する時期が来たのだと思いました。そこで日取りや行かせていただく場所や、全体の簡単なスケジュールなどを決めました。
偶然にも翌日に、私はこのホームページをおまかせしている天使の画家、藤田まゆみさんの所に行くことになっていたので、それではついでにチラシを作ってもらおうと思い、夜中にせっせと基本的な入力をすませていました。
実は以前に、瞑想用の「阿」字を描いて欲しいとLove Engleにお願いしていたのですが、忙しいので来週にでもゆっくり描こうと思っていたそうです。ミーティングの翌日、Love Engleが目をさますと、弘法大師様が目の前におられて、今から「阿」字を描きなさいと言われたそうで、その日は私のバイト先に出来立てのほやほやの「阿」字を届けていただきました。
その「阿」字を描いた後にLove Engleが見ていると、「阿」字がなんと金龍に変身して飛んでいったのだとか。瞑想用のつもりだったけれど、それは実は強いヒーリング力があるのだそうです。
阿字 光のことば=光明真言を１文字に凝縮させたもの
夜7時すぎまでバイトをしてそのまま、チラシのデータとLove Engleの描いてくれた「阿」字を持って、福知山線最終の特急に飛び乗って一路綾部方面へ。夜10時すぎ、福知山で仕事を終えたスタッフでもある町田さんと落ち合う。まゆみさんの予定とこちらの都合を調整し、予定を変更してそのまま福井の天徳寺までご神水を汲みに行き、夜中に積み込んで、朝方に綾部のまゆみさん宅を奇襲することになった。この間往復156キロ。
ありがたくご神水を汲ませていただき(合計200リットル)、そのひんやりとした気に包まれて仮眠していると、「阿」字から何かが出てきて、私の胸から腹にかけてそれが入ったり出たり忙しく動いているのがわかった。その時はそれが何で何をしているのかもわかってたのだけれど、残念ながら翌朝にはうっすらとした記憶が残るだけになっていた。たぶん金龍さんが私のエネルギーを調整してくださったのでしょう。
朝8時前、まゆみさんの御主人のてっちゃんが、まだ出勤前でゆっくりしている時間に上がり込む。まゆみさんに「阿」字をみせるやいなや、さっとつかんですぐさまスキャナーにデータを取り込む。さすが神がかりの人、何か感じたのでしょう。
そして私はまたその「阿」字を返してもらい、少し調子をくずしているというてっちゃんに横になってもらい、その胸の上に乗せた。夕べ私に何かが起きたし、ヒーリング用だということなので、きっと絶対いいに違いない。
てっちゃんの出勤後、12時までしか時間がないまゆみさんに無理を言い、あそこはああして、こっちはこうしてとぜいたくを思いきり言わせてもらった。まゆみさんは文句も言わずに、すばらしいスピードとセンスとサービス精神であのチラシを作ってくれた。「阿」字もいつのまにかちゃんとチラシに納まって。あの仏様ラインダンスのイラストを描いてくれていた姿を、皆さんにお見せしたかったです。すごい集中力とスピードで、魔法のようにサラサラと次々とイラストが生まれていった。待ち合わせの時間を少し遅らせてくれて、完成したのが1時頃。
あっという間におしゃれして弾丸のように飛び出していくまゆみさんを見送り、私たちは帰途につく。尼崎まで105キロ、夕方5時すぎ、町田さんが自宅のプリンターでチラシの出力をしている間に、私はホームページ用の原稿をせっせと書いて、仕上げる。チラシはコピーという手もあったのですが、とても細かいイラストを楽しんでもらいたくて、わざわざプリントアウトしました。
その間にLove Engleに連絡をとり、7時に出てきてもらうことになった。たまたま選んだ店がサイゼリアで、すべての壁や天井に天使が描かれていてびっくり。導かれて祝福されていることを実感した。
さっそくLove Engleにチラシにパワーを入れてもらう。Love Engleは本当に丁寧に念入りにしてくれて、そのエネルギーは私たちの豊かさの扉を開いてくれるもので、そのパワーはだんだん強くなるとのこと。だんだん成長するチラシというのは初めてで、ワクワクした。チラシがいとおしくて可愛くて、三人ともとても幸せな気分でした。これから始まる冒険がすでに成功していて、みんながにこにこしている姿が見えるようでした。
それからLove Engleがワインの味を変える実験をしてくれて、彼女が何かをすると、はっきりとワインの味が変わる。これも面白くてあれこれ味見をしているうちに、全くアルコールがダメな私は、またたく間にしあわせなタコ状態。わいわいやって、10時ごろにお開き。
頼まれていたご神水を友人Tに届けに行く日は、今日を逃すとしばらくないことに気づき、今から持っていこうということになった。連絡をとると、今ちょうど帰ってきた所という。そこまで48キロ走り、11時過ぎごろに友人T宅に到着。ご神水を渡して、さっそくチラシも渡して説明した。ふっと思い立って、参加者に石をお土産にしたいけれど、水晶とか質のいい石を安く扱っている人を知らないかと尋ねると「あうん」がいいよ、今電話してみようか、と、その場でヒーリングセンター「あうん」さんとつなげていただいた。とにかく石を実際に見せてほしいし、一度お会いしましょうということで、Love Engleと日程を調整して予約することになった。
町田さんはこの日合計486キロを走破したのだった。
濃すぎる二日間だった。ツアーに向けての準備が、絶妙のタイミングでまっすぐに示された。私たちは、このツアーを支えて下さっている見えない世界の方々が敷いてくださったレールの上を、一気に走り抜けた。すべてが完璧だった。
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