さすが!のめおと日記
どういうわけか絶妙のコンビネーション!

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 冬のソナタ  No: 120 
2004.4/24

「今日は第3回があるよ」
「そうか」
晩ご飯のあと寝てしまい、二人とも見損なった。
「冬のソナタ見られませんでしたね」
「なんやと!?あんた、録画してなかったん。
 ほやからわしが録画しとかんといかん、ゆうてゆうたのに」
ゆうてないって。

「さあ、ほしたら冬のソナタ見よか。あんたが録画しといてくれとるはずやから」
イヤミなやつ。d( ̄∀ ̄+)
「早よ見しとくれーな。わしがあれほどゆうたんやから、あんたみたいな立派な人が、
 録画しとらんなんてことはおまへんやろ」
「しとらん」
「ほーーんなことない!*わしが録画しとかんといかん、ゆうてゆうたんやから。
 早よ見しとくれーな」*
「無い袖は振れん」
「ほーーんなことない!…

** 以下、繰り返し…

いつまでも言ってなされ。( ̄ロ ̄ )


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 北極熊  No: 119 
2004.4/6

北極熊を追いかける映像によると、ホッキョク熊はツキノワ熊の祖先が大陸に渡り、
生存のために体形が変化したものらしい。
「子熊のうちは可愛いけど、あんなんでも大きくなったら恐いやろな」
「体長が3mになるんやで」
「あんなん飼(こ)うとったら桜が丘では恐いもん無しやな
 "藤田はんとこ どえらい犬飼うとってや" "熊みたいや( ̄ロ ̄lll)"
 餌代もかかるやろな。
 "あんたんとこの犬が死んだら喰うたげますで" いうて。」
「"喰う"のはまずいんちゃう」
「"供養したげます" 言うんじゃ」

いつの間に"かわいいこぐま"から"犬を喰う話"に… ( ̄△ ̄)
今のところ北極熊を飼う予定はない。


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 ユーレイ事件  No: 118 
2004.4/10
教室から帰ると、土曜は休日ながら仕事場に行くはずだったてっちゃんがうちにいた。
「わし、今日行かんかったんや。あんた、大変ですで。」
何が大変なのかね。
「今日、ユーレイ事件があったんじゃ」(@ロ@;)
「はぁ?」(゚∀゚;)ナナナナニゴト?

「わしが出かけようとしたらな、"ポンッ!"ちゅうてフタが跳んでな。
 この辺に(指さしながら)"ポト。" 言うて落ちたんじゃ」

"ポト。" 言うて落ちたんか(^◇^;)

(-.-)「それはこないだの月遅れのひな祭りでもらってきた、一升瓶の白酒が発酵したんですな。
   空気が膨張してフタが跳んだわけね」
(>〇<;)「あんた何落ちついとんや。ユーレイやないんですかいな!
     わしゃてっきりユーレイやと思て、外に出られへんかったんやぞ」

(。▽゜)?「…はぁ。?」


フェアリーブルー ポストカード


 足の裏を蹴られた  No: 117 
2004.4/3
夜中、こたつで横向けに寝ていた私は、いきなり足の裏を蹴られて目が覚めた。なにごと!?
隣で同じく横向けに寝ていたてっちゃんが、うなっていた。「うぅぅん、うーーーん」
ほっぺをペシペシひっぱたき、起こす。
「どないしましたん」
何が起こったかわからなかったらしい。しばし寝ぼけパニック。


「ああ、わし、夢見とったんやなぁ。幽霊が出てきてなあ。わし、蹴ったったんや」

それで私は蹴られたわけか。((( ; ̄v ̄)))プ。
彼にしてはなかなか大胆な行動である。
「この、テレビの声がなあ。」
明りが消えた部屋で、つけっぱなしのテレビではオペラ歌手が声を震わせていた。
「幽霊の声に聞こえたんじゃ。」

それで蹴ったのが奥さんの足の裏…  ((( ; ̄v ̄)))プ。


フェアリーブルー 仏様のラインダンス


 結婚の想いと打算  No: 116 
2004.3月
てっちゃんは公務員である。
奥様にこんなところで日常をばらされているのは、立場上非常にまずい。
なので、てっちゃんはこのサイトを知らないことになっている。( ̄∀ ̄)


「新しい配属になったんは女の人なんやけどなあ。
 結婚しとってんや。だんなさんも役所の人でなあ。
 わし、公務員同士で結婚しとるっちゅうのんは
 なんというか… なんというか…  」

少年のように純粋なココロをもつ彼には、打算で?と思えてしまうのがツライようだ。
(美化脚色 "φ(-∀-))

「そうでんなあ。結婚ちゅうもんは

 想いだけではできんもんやし。( ̄д ̄)*トオイメ*

 打算だけでもできんもんやし。( ̄д ̄)*フッ*」



彼は驚いたように言う。(゚〇゚)…
「あんた、うまいこというなあ」


楽天日記 不思議話コレクション2・プロジェクト愛歌


 ハルウララ  No: 115 
2004.3/22

「いくら走っても当たらない」デビュー以来106連敗の高知競馬の人気馬 ハルウララ。
3/22、トップジョッキー武豊騎手が騎乗したレースをテレビで流していた。
連敗の馬が何故人気があるのかなあと思いつつ、
武豊騎手が連敗を食い止めるシーンをわたしは期待していた。
「ハルウララ、後方から追い上げるか!
 伸びない! 伸びない! ハルウララ伸びない!」
てっちゃんの表情は「伸びない!」を聞くたびに(^ω^〃)ぷぷっ!
嬉しそうになっていく。おいおい。


ハルウララは、11頭中の10着でゴールイン。
馬券を買ってるわけでも肩入れしているわけでもないけれど、てっちゃんは嬉しそう。
わたしはその様子にハルウララの人気の秘密を見た。ような気がした。。。。。


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 お迎えの言葉  No: 114 
2004.3/23

事故以来、車が無くなったので、朝晩の送り迎えを私がしてあげることに。
まあ、一応2月中には中古の軽を買った。
なので今は彼の乗る車もあるのだけど、送り迎えしてあげると気が紛れて安心らしい。
事故のことはさておいて、仕事は3月の締めに向けて、せっぱ詰まってきて
心理的に不安になりやすいらしい。
私の存在を、とても何気なく頼りにしてくれている。ちょっと嬉しい。
私が遅くなるときは、タクシーで帰ってるので特に負担もない。

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今日もお迎えのコールがあった。駐車場で彼が出てくるのをしばし待つ。
(*´▽`*)「お疲れさまでした」 (-.-)-3「すまんのう」
 (*´▽`*)「お疲れさまでした」 (-.-)-3「すまんのう」
  (*´▽`*)「お疲れさまでした」 (-.-)-3「すまんのう」


d(-"-)ο むっ。
「あんたは私のねぎらいの言葉が受け取れんちゅうんかい!」
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ふっ。こういう言葉をストレートに言える私だから、彼は救われているらしい。


楽天日記 お持ち帰り撮影用の絵


 てっちゃんが事故!?!?  No: 113 

ご報告が遅くなりましたが。
てっちゃんが事故りました。
1月19日朝、今日は出張だというので朝7時前にうちを出ました。
まだ季節は寒く、50m先はもやの中、という見通しの悪い状況です。
7時10分ごろ、電話がありました。職場の方から「ご主人が事故に遭われまして」


えっ!!!!?
何で職場からかかってくるの?
「すぐそばの市民病院に運ばれたらしいです」
そうか、病院に入っているのならこちらはすぐにどうこうできないな。
とりあえず着替えて、保険証を持って行こう。


駅に向かう途中、橋を越えたところの信号でぶつかったらしい。
急いでいたのでちらっと見ただけだけど、彼の車はすっかりお釈迦になっていた。
事故現場の写真を撮れば…と思ったけど、カメラを持参してなかった。


病院には職場の上司が来てくれていて、出張の方は別の方が行ってくれたらしい。
彼は、体は打ち身だけ。顔は青あざ、切り傷。命にはなんら別状が無い。唇は切ってるけど、しゃべれる。
シートベルトが身を守った。頭部は反動でハンドルにぶつけた。エアバックの無い車だったしね。
上司の計らいで、1日休ませてもらうことに。


信号で直進中、左手から来た車が助手席に突っ込み、
その反動で向きがゆがんだ彼の車が右斜め前の標識にぶつかって、止まった。
相手は20代の男性。仕事に向かう途中。ローン中のその彼のクラウンもお釈迦。
その彼は無事で、病院に来てくれたので、連絡先などを交換。
もやっていたし、朝が早いこともあって、目撃者はなし。


「交通の障害になるので事故った車を早めに撤去して欲しいんです」と警察。
彼は事故が全く初めてのゴールド免許の人なので、どうしたらいいかわからない様子。
へへへ。私は細かい事故もいっぱいやっているので、ここはおまかせあれ。
((^◇^;) 自慢できないけど。)
車の保険屋さんに事故状況と相手の連絡先・車の種類・ナンバーを連絡し、
市内の馴染みの板金&修理屋さんにレッカーに来てもらう。


「すまんのう。ほやけんど、あんさんが事故ったとき、蹴っとかんで良かったでよ」
頭もとりあえずは大丈夫なようだ。(¬▽¬;)

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4月1日現在、傷口も青あざも、もうなんともないです。


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 リメイク品  No: 112 
2004.3/16

遅くなった。
てっちゃんは食べずに待ってるかもね。

…食卓の上には食べ終わった茶わんが。
「晩ご飯、食べたん?」
「うん。あんたも食べな。ラーメン残しといたで」
ラーメンライスにしたらしい。全く殿方の嗜好というのは体に悪そうな簡単なものが好きなのね。
お鍋に麺が少し。底がわかる程度のスープ。モヤシが出しっぱなし。これを使えということね。うむ。
残りスープは味が濃いはずだから、
 モヤシを入れてー
 水を足してー お出しを入れてー 醤油を足してー
 冷凍のカップめかぶも入れたらいいんでないかい?(プリプリ感が)
残りごはんを深皿に入れ、ラーメンのリメイク品を掛け、
トッピング?に小松菜お浸しの刻んだのをぱたぱた落とす。緑がみずみずしい。
てっちゃんに「ラーメンありがとね」というと、けげんな顔をしている。
そりゃ、あんだけしか残ってなかったんだから。(^_-)b


「さて、いただきます。」
盛りつけたスープいっぱいの深皿を前に食べようとすると、
横になっていたてっちゃんは、顔を上げ、のぞき込む。
「うまそうやな」「食べる?」「要らん」
「てっちゃんも作れるやん。ネタはあるんだし。やればいいだけちゃうん」
「あ〜んたは〜 自分が作るときはうまいもんだしてきて、
 わしんときは「隠しとこっ」言うて隠しとんに違いない」


まさか、残り物でこんだけできるとは思わなかったようだ。ふふふ。

楽天日記 天使の天井


 見つめあう二人  No: 111 
2004.2/29

てっちゃんは湯呑みをのぞき込み、こたつのテーブルの隅っこに置いた。
コーヒーカップをのぞき込み、飲み干して、テーブルの隅っこに置いた。
「おかわりか」
見つめあう二人。
「 "用が済んだ" 言うとんや」
見つめあう二人。
「 "早よ 片づけよ" 言うとんか」
うなづき合う二人。
てっちゃんは、意図が伝わって嬉しそう。


ふーん …


あ いえ ちゃんと片づけましたよ。(~_~;)


楽天日記 祝島を助けてください


 いいんですよ  No: 110 
2004.2/3

友人数人で美術館に遠出をした。ドライブ中の話。
「…最近は、だんな様も元気がないんですよ。
 泊まりがけで出ようとすると、淋しがって、"泊らんと帰ってきてくれ"って言われるんです」
「まあ。藤田さんも、自由にさせてくれるだんなさんと一緒になったはずやったのにねえ」
(あれ なんか変なこと言われてる)
私 「いいんですよ」(*´▽`*)
彼女「え? なんでです?」
私 「私が彼のこと好きだから。いいんですよ」


「そうなんですか…」彼女は沈黙した。
彼女の中で何かが変化していた。


楽天日記 ファー製品に注意!


 名品  No: 109 
2004.2/2

「あんたは江戸時代の名品とか持っとってないんか」
「おまへんなあ」
「あんた、なんか財産は持っとってないんか」
「わたし!」
ハァーー *タメイキ*( ̄д ̄)--3
「他にはないんか」
「ない!」「すごいでしょ」<(^▽^)>♪

「そうなんか…」( ̄д ̄)--3


楽天日記 不思議話コレクション


 シャバシャバ  No: 108 
2004.1/8

私が「そんなんではあきまへんやん」というと
いつも「そんなことない」と切り返すてっちゃん。


昨日のカレーを、もう一度火を通す前に焦げちゃいかんよね、と水を足してから火にかけた。
ツマ 「カレーがシャバシャバになった」
オット「そんなことしたらいかーん」

テーブルの上に、取りだしやすいようにと口を下にして立てていたマヨネーズに手が当たった。
ツマ 「マヨネーズがこけた」
オット「そんなことしたらいかーん」
ツマ 「そんなことないー」(-▽-)してやったり
間髪を入れぬ切り返しがうけた。ぷぷっ。

シャバシャバなカレーを、このさいカレーうどんにして食べよっと。
オット「そのカレーうどん美味そうやな」
ツマ 「かえようか?」
オット「いらん」

ううむ。やはり奥さんにかまってほしいだけなのか?


楽天日記


 屁こき虫  No: 107 
2003.12/28

「てっちゃん、おならしましたね」
「なんでわかるんじゃ」
「匂いが違う」

「そ〜んなことない!」
「なんでわかるんじゃ、って言うたくせに」
「そんなことわからへんや。
 こたつの中に屁こき虫がおって、
 ププププッ、ププププッ、ププププッ、
 いうてこいとるんかもしれんのに」

首を振りながらまき散らすように言う。 (*≧m≦*)ププププッ


フェアリーブルー 仏様のラインダンス


 おにぎりの種  No: 106 
2003.12/23

天皇誕生日である。だんな様と軽く食べようと、朝食におにぎりを作る。
梅干しと塩と味付け海苔。小さく三角に握り、皿に盛る。
炊きたてのごはんで作るおにぎりは単純においしい。
てっちゃんのリクエストの塩さばを焼いて、一緒に出す。

私は最後に握った種入りを食べる。
知らずに食べるとガチッと来るよね。もうひとつはどこに?
ふと見ると、てっちゃんの取り皿に食べかけが。
「そこにあったんか。種が入っとるの食べたげようと思ったんやけど」
「このいちばん手前にあった。
 何らかの意図が感じられる。
 わざとやないとは思うんやけど。
 わざとやない、とは思うんやけど」 ( ̄∀ ̄)

だんさん、奥さんのさりげない心くばりをそんなふうに言ってると…
キケンよ。d( ̄∀ ̄+)ニヤリ


フェアリーブルー 翼の画集


 奥さんはどこに  No: 105 
2003.11/28

「もしもし」
「はいはい」パソコンに向かいながら応える私。
「あんた、そんなところにおったんか」
パソコンラックで部屋を仕切っているので、てっちゃんがごろ寝しているこたつから私の姿は見えない。
                 「わしはあんたがまたどっか行ったんかと思て心配しとんや」
│  ┌┐  ●てっちゃん    「こないだもどっか行ってしもて
│私●││ ┌─┐ ┌┤       あんた、行ったんやったら「行った」ゆうて
│  ├┤ │ │ └┤テレビ    ゆうてもらわんと困りまんがな」
└──┴┴─┴─┴──┘     「言うたがな」(国際電話したのよ)
  パソ  こたつ        「そんなことない」
                  でた、"そんなことない"のスットボケ攻撃。
「そんなことばっかり言ってたら、ほんまに行きっぱなしになるぞ」 (  ̄∇ ̄)b 困らしたれ
お、久しぶりにてっちゃんの表情が動くのを見た。
あまりに見事な切り返しが受けたらしい。テレビを見ているフリで、口元がププッ。

(〃 ̄m ̄〃)「ふふ、焦ってるぞ」
(¬▽¬;)「…そんなことない!」


天使ネット ヒーリングと開運の絵


 漬けもん買いに  No: 104 
2003.11/27

「あんたどこに行っとったんや。漬けもん買いに行くゆうて出たまんま長いこと帰ってこんと」
「ぷっ。イタリアじゃん。パンフレットも旅のしおりも、黄色のファイルに置いときましたやろ」
「わしゃ心配しとったんじゃ。
 このまんま帰ってけえへんかったら
 "あ〜んた、気ぃつかんかったんかいな"
 "わかりそうなもんやのに"
 "おかしいと思ってなかったん"て…」
他人の声色を語るときは声がいかにもあきれ返ったように裏返る。(*≧m≦*)プッ

「はいはい」
だんなさまを掻き抱き、なでなで。

「無事に帰ってきましたで」

   ・
   ・
   ・
「ほんであんた、どこ行っとったんじゃ」
おい。


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 石ころでも  No: 103 
2003.11/22・25
国際電話はいつからこんなに簡単になったのか。
国際オペレーターを通して英語で会話し、先方にも英語の案内があってOKしてはじめて
お互いの話が出来たのは、すでに遠い過去になってしまった。(歳がバレる)
テレフォンカードを入れて、0081-(市外局番から出だしの0を省いて)をプッシュ。

11/22
「はい、藤田です」とても優しげな声が電話の向こうから聞こえてくる。
「奥さんです」
「あんた、どこにおるんや。こんな長いこと家開けて」
お〜い、声のトーンが違うぞ。(-_-)
「サンマリノ共和国」
「そんなこと言うてもうてもわからん」
「イタリアの中にあってな」
「そんなこと言うてもうてもわからん」
こいつ… (-"-)

11/25
現地ではもう最終日である。明日は帰国の途につく。
団体行動なので免税店に居る時間が決まっている。それで買い物はさておき電話をする。
「はい、藤田です」
「奥さんです」
「あんた、ご無事なんですかいな」
「へえ、お元気でございます」おや、対応が違う。気づかってくれるのは嬉しい。
「それやったらええんやけど」
「今お土産屋さんにおるんやけど」免税店というと、伝わりにくいかもと思いまして。
「何かリクエストはございますでしょうか」
「ああ、そうじゃのう。石ころでも拾ってきてもらおうかと思っとったんや」
金魚の水槽に入れるやつか? てっちゃんは岩石に、その組成に想いを駆せるのも好き。
"これがイタリアの石"といって、ひけらかすわけね。大理石でも拾って帰るか。(無理だって)
「キーチェーンが壊れたって言ってたから、それにしようかと」
「そうじゃのう。それで頼んます」

石ころでも、とは… か、かわいい!(≧∇≦)ο
イタリアは大理石と石畳の街なので、ありそうなものだけど
団体行動する通り道には石など転がっていないのであった。ρ(-ε- )ナイナア …


天使ネット ポストカード


 何人?  No: 102 
2003.10/20

ツマ 「ここんとこずっと(ふたりで)こたつで寝てるなあ」
オット「わしがそんなことしたらあかん、ていっつも言うとるのに」

……(沈黙で冷ややかな空気を演出)
ツマ 「でもわたし、てっちゃんのこと好きやで」
 
オット「…わしも…もしかしたら・・好きなん…・・かも・・しれん …
    ふみこの次に…(記憶を検索中)みちこの次に…( ̄△ ̄)…」
ツマ 「ほんで後何人くらい並ぶんや 10人くらいか」さあ、並べてみたまえ!\(^∀^ )

オット「もう、そんだけらしい… 」(・_・)>"


フェアリーブルー ポストカード


 ここに浸けといたら勝手に  No: 101 
2003.10月

私の方が遅く帰ったとき、てっちゃんは流しの食器を洗っていてくれることがある。
流しのまわりも少し片づいている。
「まああ。きれいになっているじゃないの。ありがとう♪」
「わしがやったら、こんくらいなもんじゃ(自慢)」
もちろん普段は私がやっている。
でもそれを主張してはお互い不機嫌になるというもの。

私が食器を洗っているとき、彼が今コーヒーを飲んだカップを流しに置いた。…おい。(-.-;)
これも洗っときなはれ、ってか?
彼はゆっくり首を前後に揺らしながら
「ここに浸けといたら勝手にきれいになっとんじゃ(*´▽`*)」
「ほう」水に浸けておくと汚れが落ちやすくなる、という意味もあるらしい。
「誰がきれいにしといてくれるんでっしゃろ。納戸ババやろか」
一人暮らしの男子学生のところがやけに片づいていて、
引き出しを開けるとちっこいおばあちゃんがペコリとお辞儀をしたという話です。
「さあ。ふみちゃんかもしれん」
「ふみちゃんに鍵を渡しとんですか」
「ふみちゃんやないんかもしれん」ふらりとかわすだんな様。

やりとりする間にカップは洗い終わった。
納戸ババのおかげ!?


天使ネット ミーハー26・宝珠と背伸び


 アツアツの秘訣  No: 100 
1999年)
結婚当初、二人でひとつの布団に入ることにしよう、とてっちゃんが提案。
「ほしたら けんかしてもひとつの布団に入らなあかんから けんかしにくいや」
なるほど。シングル布団は少し大きめ。二人並んでもはみ出さない余裕がある。
パジャマに着替えて布団に入ると、私はてっちゃんの腕と私の腕を組む。
「このほうがコンパクトになるでしょ」
というのは納得させるための建前。腕を組んでいると、繋がっている感覚があるのよ。
気の交流もしやすいだろうし、なにより一体感が幸せなのだ。
寝返りで振りほどかれることもあるが、 それでもからだがどこか触れているようにするのだ。
だんなさまが、そのうち「こいつはこうしたいんやな」と思うように。
私を嫁さんにしたからには、そういうことも含めてということよ。よろしく♪

そして、触れているという幸せな感覚をこの人に気付かせてあげよう。


2003年 9/25)
てっちゃんが何気なくつぶやく。
「不思議なもんやのう。
 結婚したての頃は あんたに当たると何や寝苦しいなあと思とったけど
 今は あんたがおらんと なんか足りんような、
 家に帰って誰もおらんと さみしーてなあ」


…彼はだいぶ奥さんに侵されている…


天使ネット ミーハー25・ヒーリングアート展


 そうじやてっちゃん  No: 99 
2003.9月

「掃除のご用はございませんか」「掃除のご用はごじゃいまへんか」
てっちゃんがマイ掃除機を片手に私に問う。
私があまりに掃除をしないので、自ら動くことになったらしい。
「わしは元々きれい好きなんじゃ」
えええ〜〜〜?!(;゜д゜)ο
  …と反論したいところながら、確かに私より指定のものが出てくるのが早い。

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私が中学生の時、同級生で家事一切なんでもできる子がいた。
手作りのお弁当、洗濯が行き届きアイロンのかかった服、セーターも編める。
「親の教育が行き届いているのね」
「違うよ。お母さん何にもできないんだもん」
な、なんと。私はこの時ひそかに考えた。
(子供がなんでもできるようになるには、親ができないほうがいいのかも)
(¬▽¬;)あ、いやいや、のさばる子もいるけどね。子供の天分にも由るわね。
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若いころは自分のできないところを見ようとせず、相手を攻撃して優位に立とうとしていたが、
この際私は普段はダメな嫁に徹し、だんな様を持ち上げて感謝することにしよう。
優位に立つ必要がなければ、人生かなりラクチンだ。
自分がやるべき時期も、人のせいにすることなく決められるし。(^o^)b

「あ、ここにもほこりが」「他にはごじゃいませんか」
てっちゃんはパソコンに向かっている私のまわりをウロウロ。

かまって欲しいのはよくわかったってば。(¬▽¬;)


天使ネット ヒーリングと開運の絵


 飯炊き(めしたき)  No: 98 
2003.8/24

「奥さん、カレーができましたで」
日曜日、てっちゃんがカレーを温めてくれた。
「まあ、ありがとう(^▽^)」
「ごはんも巧いこと炊けた」
「さすが、飯炊きのてっちゃんですわ」

「…次信さん(私の父)が言うとった。褒められて喜んどったら飯炊き全部させられるぞ、いうて」

あら。なりそうなわけね。うふふ♪ ┐(  ̄∇ ̄)┌


天使ネット ヒーリングと開運の絵


 楽な仕事  No: 97 
8/18

「もっと楽な仕事はどっかにないもんかのう」
「なあ、あんさんや」
「あきまへん。あんさんそれ以上楽な仕事しとったら人間でなくなってまう。
ただでさえ運動もせんと、ごはんもあんまり食べんと、ひょろひょろやのに。身が無くなってまうで」
「楽な仕事より、状況を楽しむことを考えんといかん」

「わし、楽しむちゅうのんもひとつの才能だと思うんや」


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 鰻巻きの最後  No: 96 
2003.7/28

鰻巻き(うまき=ウナギの卵焼き)の最後の一切れを口に入れた。
「わしがガンつけとったのに」
「だってこれ3つめだもん」
「あんた 数えとってんか!」
「うん。てっちゃんもう3つ食べたやん」
1本を6つに切り分けて出したんだから。ね。
「ほしたらわしがそれ食べとったら どんな目に会うかわからんかったんか」
私が何をするって…

「あとから『喰わんでよかった』いうてわかるんは
 なんや得したような気にはなるんやけど … 」


鰻巻きに未練があるらしい。(*´▽`*)


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 2つも食べたら…  No: 95 
2003.7/26

お菓子の詰め合わせをいただいた。
カップ入りチーズケーキを2つずつ出すと、てっちゃんは1つだけ食べて横になる。
「てっちゃん、おかわりはどう」
「おかわりしてええんか」
「わし2つも食べたら胸が キュキュ、キュキュ、痛んで…
 あんたは3つでも4つでも食べたらええぞ。
 わしは… 2つも食べたら… 」
「私はもういただきましたんで」
「あんたは… 2つ食べても胸が痛うなったり しちゃあへんのんか」
「子供がいたりとか、喰わなあかんひとがいるんならやけど
 そんなありえない脅迫で何で腹が、胸が、 痛なるんよ」
「ほ〜んなこと言うたかて わし 2つも食べたら…」
「昔とーちゃんに言われたんか」
「最近なんやけどな…」

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「あんた眼鏡がゆがんだぞ。ゆがむ前に外してくれなあかんやないかい」
なにをぬかすのよ。眼鏡をかけたままこたつで寝ていて…
「奥さんがそんなこと言うたことがありますんかいな」
「そんなにはっきり言うわけにはいかんのんや」
…眼鏡は片方のつるがだいぶ下向いてる。
私は眼鏡を両手で持ち、チビチビ上げて左右のバランスをとる。
「あんた眼鏡ちゃんと直しに出しといてくれや」
「もう直ったで」
「えっ ほんまか」
テーブルに置き直して確認。
「ほんまじゃ。あんたは2つ喰うてもさすが腹が 痛ならん人じゃ」
どういう理屈?

「でもてっちゃん。シュークリームは2つ食べてもかまへんのに
 何でカップのケーキは2つ食べたらいかんのん?」
「ほんまじゃのう。不思議なもんじゃ」


http://www.fairy-blue.com/7museum/mayumi/postcard/index.html


 ひと欠けのメロン  No: 94 
2003.7/21

「あんた、ほのいポコポコ大阪なんか行っとったらいかん。
 ボコッいうて交通事故に遭うような気がする。
 今日も画廊、明日も画廊。昨日も行っとったや。
 画廊なんか行っても一銭にもなれへんや。」
(?∀?) +何ですかその擬音は。しかし うまいこというなあ。(ほのい=そんなに)
てっちゃんは大阪のグループ展に参加してて休日に出かけるという私に語りかける。
昨日は日曜、今日は海の日、祝日。朝のことである。
戴き物のメロンの残りを、うまい時期を逃さないうちに食べないといけないので、
てっちゃんのウダウダを聞きながら切り分ける。
半月形のを、食べやすいように皮と果肉の間に1/5を残して切れ目を入れ、5つのブロックにカット。
(^◇^)「メロンの用意ができましたよ〜」
(-ロ-)「嫁はんがおらんようになるのにメロンなんか」
(-.- )))「ほなやめとくか」 (-。-;)「違う」
(-.-)-з「嫁はんがおらんと思うとメロンが味気のうて」
(-.- )))))「ほなやめとくか」 (-。-;;)「違う」
(T。T)「メロンが砂みたいや (何を言う。おいしいじゃないの)
   「大阪行って若いツバメと遊んどったいうてわかったときにはもう遅いんじゃ。
    気がついたときにはもう…
    ほんでまわりの人から、あんた知っとってなかったんかいうて言われて
    『へぇ? みなさん知っとってんか』
    『そんなんわかりそうなもんやろが あんた 何で気がつかんかったんや』て…


てっちゃんは、メロンをひと欠けしか食べてない。

(*´▽`*)「一緒に行くか?」
     (だって、お休みの日なんだもん。てっちゃんも仕事はないでしょ)
( -_-)「わしゃそんな暇はないんじゃ」「寝ころんどる暇はあるんか」
間髪を入れぬ突っ込みにてっちゃんの顔色がにたつく。受けてしまったらしい。(-∀-)プッ
(;-_-)「わしゃショックで…」「寝ころんどる暇はあるんか」(^◇^)/
私は構わずしたくをして出ていく体勢。そろそろ行かないと、列車を逃しそうだし。
てっちゃん、起き上がる。
「へ〜かけてやろ プップッ プップッ」
あ〜みなさん、てっちゃんの名誉のため、この身長170cmの細身の男性が立ち上がって背中を向けて、
おしりを振っているてっちゃんを想像しないように。(*≧m≦*)プファ!
「ほんじゃ行ってきます」

「あんたメロン残っとるで 食べてかんか」(=食べて行かないか)
「そこのお嬢さん メロンなんかお嫌いですかな」
この人はなんでこんなに面白いんやろ。と思いつつ、奥さんは出ていくのであった。


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 シアトル  No: 93 
2003.7/19

イチローの出ているシアトルマリナーズの試合をテレビでやっていた。

「シアトルに球場ってあったかいな」
新婚旅行でカナダにいくのに、アメリカのシアトルで乗換えをしたのだ。
「その頃シアトルマリナーズなんて知らんかったやん」
「なにいうとんや イチローさんに土産持って行こういうて言うとったのに
 あんさんが「かまへん」言うとったやないかい」
「…(この展開、どうするつもりかな)」
「梅干し持って来たげたで、いうてな。(訳:持ってきてあげた)」

以下、てっちゃんのファンタジーが展開します。

「なんぼで買わしてもらいましょ」ていうたら
「そうでんなあ。交通費がかかっとるんで高うなっとんですけど
 1粒10万くらいでどうです?」いうてな。
「ほしたら100粒ほどもらいましょか」、て…


彼の舌は今日も快調です。


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 朝メシ  No: 92 
2003.7/19

土曜日朝9:30です。今日は二人ともお休み。



「てっちゃん朝メシは?」
「食わんなん!」


「舞鶴のうどん屋さんに行こうか」
「うちで食わんといかん!」


そうでっか。相変わらず言い方が面白い人でんなあ。


「うちにもうどんがあるや。うどんつくってくれ〜な」

はいはい。


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 牛乳かお茶か  No: 91 
2003.7/17

てっちゃんの実家で夕食にと、野菜のてんぷらをもらってきた。
夕食が終わり、人心地ついたてっちゃんはマグカップを手に持っている。
「牛乳?」「そうじゃ」すでに飲んだ後だ。
「牛乳なんて油もんの後に飲んだらおなか壊せへん?」
「そんなことない〜!」

私は小学校の時、朝ご飯に残り物のてんぷら食べて、冷たい牛乳をのんだら
給食の前におなかが痛くなって保健室に行った覚えがある。
この日の給食を逃したのはくやしかった。

「てっちゃんお茶は  …いらんのか」「うん」
私は食後のぬるめのお茶を入れて飲むべく、カップをおいて食器を片付けた。
「あんたはひとりでお茶のむ気いかいな」
「てっちゃん いらんて言うたやん」
「わしが飲まん言うたら あんたも飲んだらいか〜ん」

  …なんか言うてます。(-.-)且~


http://www.fairy-blue.com/7museum/mayumi/genga/index.html




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