精神世界  ミーハーの精神世界みてある記 11  京阪神
by いずみ
このコーナーでは精神世界や霊の世界について体験したこと、面白かったことなどを中心にお伝えしていきます。


2003.10月掲載

近畿 精神世界  神代宇宙文字展〜石井先生もちょびっと  京阪神 精神世界


あるMLに流れた「神代宇宙文字展」のタイトルにとても興味を引かれた。
少し前に言霊鑑定を受けたことと、マヤさんのカードセッションで「言葉」ということが一番最初に言われたことも気になっていた。言葉に非常にパワーがあることは、江本さんの「水からの伝言」が教えてくれたし、「最初に言葉ありき」と聖書にもあるし、マントラと重なるような言霊としての言葉がなんとなく気になっていた。
そんなことが重なっていたので、この「神代宇宙文字展」という文字を観た時には、これはもしかして…と思った。

しかし会場は東京だ。うーむ、と思いながら日付を観ると、なんと私が東京に用事があって行く日が開催日程に含まれている。しかも、いつもいつも全く時間に余裕がないのに、その日は何故か夕方からの予定なので、昼間は時間があるのだ。
しかもさらにその上に、その会場は夕方から用事のある場所から歩いて5分ほどの所なのだ。
こうまで招かれたら、行くしかない。
それにこの日は時間に余裕があるので、久しぶりに石井先生の所に行くこともできる。一日にいいことが3つも重なる、という超ラッキーな一日になりそうだ。


当日になった。まずは石井先生にエネルギーの調整をしてもらう。
先生はまたまたパワーアップされたのだそうで、寝ている時間が短くなった。短い時間で高い効果、はいいのだけれど、非常に心地よいのでできればあと4〜5時間はそっとして置いて欲しい気分だ。いつもより早い時間に「はい、おしまい」と言われて、私は非常に未練が残った。だが、そんなそぶりを見せてはいけない。私が欲張りだということがばれてしまう。

短くなって損した気分の私は、しばらく控えていた質問魔でそれを埋めようと思った。今までずっと聞きたくて聞きそびれていた質問をした。
「先生、私のチャクラはどうなっているの?」
石井理論によると、胎児にはチャクラのエネルギーは存在していない。経絡の気粒子は存在していると言う。そして胎児が外界に頭を出した瞬間に頭頂からチャクラのエネルギーが入ってくる。そして生まれた瞬間に七つのチャクラの一つが強く、一つが弱い、という歪みを持って生まれてくる。
このエネルギーの歪みがカルマと呼ばれているものだと言う。
私の強いチャクラと弱いチャクラはどれなのだろう。興味津々だ。

すると先生は「それはね、一番最初なら判るけど、治療しちゃうとどんどん平均化されてくるから、わかんないのよ。元はどうだったかなんて、昔のことはわかんないし、意味もないでしょ。それにそれを言い出すと、我も我もでみんな聞きたがって、仕事にならなくなっちゃうからね。」
そうかあ。そう言われたらしょうがない。初回に聞けば、いやがられながらも教えてもらえた可能性があったのだ。私は初回に聞かなかったことを後悔した。
教訓・最初が肝心。最初から徹底的にミーハーでいくべし。

この後、思いがけずぶっとんだ話題になりかけ、おおお!!! と目がまん丸になったのだが、残念ながら「あんたはHPに書くからダメ」と先生のストップがかかって、ホンのさわりだけしか聞けなかった。そのさわりも書けないのが残念。どうせ書けないのなら、先生を口説いて最後まで話を聞いて来るんだった。くやしい。
教訓・途中も大事。常に徹底的にミーハーでいくべし。


神代宇宙文字展
会場について入り口で名前を書くと、過去の文字展での写真が何枚も載せてある紙をいただいた。「神代宇宙文字展で常時みられる現象(エネルギー)(波動)」と書かれている。よく見ると何かのエネルギーとしか見えない美しい光が、どの写真にも写っている。「火の神ご降臨の光のエネルギー」だそうだ。受付に積んである先生の本らしきものの上にも、明るいほんわりとした光がたなびいている。その他、赤い光や、「ミロク」という文字が光りで現れているものまである。なんだかここはすごい所らしい。

この神代宇宙文字とは、神様ごとに違う文字なのだそうで、たくさんの種類があるらしい。どれもなんとも言えない美しさだ。最初のついたてを見終わって左に回り込むと、なんだか見たことのある背中と聞いたことのある声が聞こえる。なんと、友人のAちゃんたちだった。思いもかけない所で出会えた驚きで、思わずハグする。そして聞いてみると、なんとAちゃんはこの神代宇宙文字をずっと学んでいるのだと言う。
それを聞いて妙に納得した。そんなに長いつきあいではないのだけれど、Aちゃんは妙に気になる人で、私は密かにいつもチェックしていたのだ。やはりただ者ではなかった。

一通りAちゃんに説明してもらい、先生である安藤妍由紀先生にも紹介していただいて、写真も撮ってもらって、お茶とお菓子も出していただいて、私はご機嫌だ。そして中でも心惹かれる文字をゆっくり味わった。
とにかく、どれを見ても美しい。作品自体が美しい色紙や色が使われているということだけでなく、文字そのものが、途方もなく美しい。

じっと一つ一つの作品を眺めていると、文字そのものがエネルギーなのだと感じられてくる。
生身の人間の手から、このような作品が生まれてくる、ということがなんだか信じられないような、生身の人間とは違うレベルのエネルギーが宿っているような文字、作品たちだった。
途方もなく、表現のしようもなく、美しく、あでやかで、力強く、満ち足りている。


帰りに先生の著書「世界の言葉は元ひとつ」を買い、サインしてもらった。芳名帳を開いて「どれ?」と尋ねられたので、ああやばい、と思いながらも自分の書いた名前を指さすと、先生にクスッと笑われてしまった。まあ、確かにあまりにもひどい字だからしょうがない。私のは「現代宇宙文字」だ。

本の表紙裏にはこう書かれている。
言霊とは、思想のもう一つ奥にあるもの、秘められた心とでもいうべきものです。神代に創られた文字は、正しい言霊の吹き上げられたもの、エネルギーそのものでした。しかし、現在では言葉が主になり、言葉に即応した文字が用いられ、「言霊の秘め事」がわからなくなっています。今、あらためて言霊と文字の関係が問い直されています。それは、「すべてを原点に戻すほかない」という、自然界の強大なエネルギーが働いているからにほかなりません。

そしてパラパラと斜め読みした所によると、世界の中心は日本で、世界の言語は日本に生まれた神代文字が発祥らしいのだ。アルファベットもサンスクリットも神代文字から生まれたらしい。
ここまで書いてきて、急に思い出した。
石井先生の著書「人に関わる統一理論」の中の大きな柱の一つは、人間は言葉と音で出来ている、ということなのだ。地球の中心であり始まりは日本で、人類の発祥は日本人なのだと言う。そして「いろは」は霊界が人々に与える御言葉なのだ。安藤先生の作品も、それぞれの神代文字で「いろは」48文字を描いたものがたくさんあった。
つながっている。


非常に満足して大阪に戻った数日後、Aちゃんからメールが届いた。Aちゃんたちは位山くらいやまに行ってきたのだと言う。実は私たちも位山に行く計画がある。またまた共時性だ。
しかもAちゃんの話はよだれが出そうに面白い。神代宇宙文字の安藤先生や、自動書記をする霊能者さんも一緒で、Aちゃんのルーツを教えてもらったのだとか。うーーーむ。面白そう。
そして位山というのも、ただごとではない場所らしい。しかし、どうただごとではないのか教えてもらったメールが行方不明(>_<)。ここに紹介したくてあちこち捜したのだが、見つからない。やたらに書いてはいけないのかもしれないし、私たちに何の知識もなしで行け、というメッセージなのかもしれない。

ということで、言葉、言霊に導かれた私が次に行くのは位山だ。 レポートを乞うご期待。

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