近畿 精神世界  ミーハーの精神世界みてある記 9  京阪神 精神世界 
by いずみ
このコーナーでは精神世界や霊の世界について体験したこと、
面白かったことなどを中心にお伝えしていきます。


2003.7月掲載

近畿 精神世界 精神世界  「気づきのアート展」あれこれ  京阪神 京阪神 精神世界

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「気づきのアート展」て何?   [次へ]
 「気づきのアート展」というグループ展が大阪の京橋画廊であり(2003/7/10〜7/22)、パートナーのまゆみさんも、HPからのご縁で出品することになった。 グループの黒幕はPCせんにんさん、という人と、たんげママという人らしい。と私は勝手に推理した。

 PCせんにんさんというのは、「波動絵画」というものを描く人で、HPでみてもかなりすごいパワーの作品をたくさん作っている。 画面を見ているだけで、自分の中でエネルギーが反応するのがわかる。意味不明だけどなんだかすごい作品だ。 BBSによると、最近では吉野の山奥を徘徊して木を探し、板に何かを描いているらしい。それを見せてもらうのも楽しみだ。
 BBSによく登場する名前に「たんげママ」という人がいる。斜めにチラッと眺めただけで、いつもろくに読んでいないのだが 「たんげ」と言えば「丹下さぜん」に決まっているし、なんとなく「丹波哲朗」も連想されるし、それに「ママ」とつけば、これはもう怪しいオババに違いない。 なるべく近づかない方がいいかもしれない。
 しかし案内ハガキによるとチャネリングがあるのだが、それをしてくれるのはこの「たんげママ」なのだ。 一瞬躊躇したが、妄想よりも、チャネリングしたことを絵にしてくれる、というまゆみさんの話に乗って、すぐに予約の電話を入れた。

 当日、絵の搬入を手伝って京橋画廊についていく。狭い階段をあがると、しゃれた会場があった。作品を搬入する人でごったがえしていて、誰が誰やらわからない。 まだ展示の場所は決まらないがとにかく作品を出して並べていて、それぞれの人の混沌としたエネルギーが充満していた。 自分の居場所がきちんと決まらないためか、活気と不安と期待と、なんだかいろいろのエネルギーが渦巻いている。 これがどんな風に落ち着いていくのだろう、という興味もあったが、私は次の用事があったので知らん顔をしてさっさと出て行った。

 用事をすませて流れ星さんと一緒に夕方早めに画廊を訪れると、たくさんの絵や作品たちが自分の場所をもらって、いい顔で迎えてくれた。 場所が決まるとこうもエネルギーが違うものなのか。
 真ん中のテーブルでPCせんにんさんらしき人が、エネルギーのリーディングをしている。画廊の入り口で数人の人が、興味ありありの顔でのぞき込んでいる。 なんとなく入りにくくてたむろしているらしい。ここは画廊なのだから、入っていけないはずはない。ずかずか入っていくと、入り口で躊躇していた人たちも後から入ってきた。
 まゆみさんがまじめな顔をしてテーブルに座っている。すぐ前でPCせんにんさんがリーディングをしている。 改めてPCせんにんさんを観ると、なんだか頼りになりそうなというか、頼んだら断ることのできなさそうな顔の人だ。 初めてお会いしたような気がしない。リーディングを受けている人のをチラッと見るとなんだか面白そうなので、これも申し込んだ。


(ここでまゆみさん乱入です) d( ̄▽ ̄)そうです。ここは私が先につばつけたのです。ヨロシク。

 …初日で展示が完了しないまま、常連の出展者に目星をつけていたこれまた常連のお客様が、次々と購入を決めていかれてびっくり。 常連の出展者とは、リーディングをなさっている岡本さんです。元気なおばさまです。 神様や天使から映像を受け取って、いつも誰かしら受け取る人があって絵を描かれるので、いつも初日に完売になるそうです。
 私の絵も1点お買い上げいただきました。 キレイな色彩のぼかしの風景の中を白い羽が悠々と飛んでいる絵です。 私は夢の中ではそんなふうに飛べたことはないのですが、これを描いていると清々しい気分になり、本当に風を切って気持ち良く飛んでいる様な気がした、お気に入りの作品でした。
 結局ペンダントも並べさせていただき、そんなこんなで展示にかかっている合間に、チャネリングの予約に空きがあったので入れちゃいました。

 たんげさんが茶髪の若い元気な関西ママなのでびっくり。なにわの母ちゃんというよりは、ちょっと上質な感じがしましたよ。 そして、見かけはそんな感じは全くしないのですが、彼女の霊体験は日常的なようです。 やさしくて素敵なだんな様もそういう体質で、たまに乗っ取られて豹変することもあるとか。ひえ〜( ̄ロ ̄lll)!
 わかってるから心理的には動揺はないようですけどね。


たんげママさんのチャネリング for まゆみ *---*---*---*---*      [次へ][前へ]
 さて名前を書いてチャネリングをしてくれるたんげさんの前に座ると
「まゆみさんのだんな様もてっちゃんなんですよねえ。うちもなんですよ」
「テツジです」「うちはテツオです」
軽やかな笑顔でご挨拶。親しみやすい感じの人だ。 たんげさんは鉛筆でB5の紙に日付を書いて、
「まゆみさんは特にこれといってモンダイもないですねえ。何か聞きたいことあります?」 うっ。どおしていつも私はモンダイがないの! つまらないわ〜〜〜〜。
 思えば高校受験の時も父兄面談で「お嬢さんは進路については特に問題ないですねえ」
 父も「こちらもとくにありません」で終わり。(おい)
 健康診断もいつも「特に問題なし」
 エステのお姉さんが肩を揉んでくれたときも「全然凝ってないやん!」
 あろうことか去年の8月31日、たまたま行った先で出会った、神社参りをしているうちに神様の言葉が降りてくるようになって、 その後修業しているというおっちゃんに、一緒に行ったほかの人はいろいろ考え過ぎだとか、少々憑いているとか言われていたのに、 私は「問題ないですね。そのままでいいです」と言われてしまった。(!)
 つまらないわ〜〜〜〜。


 もうつまらない体験は充分なので、今後のことを聞く。
「そうですね。遅い結婚でしたが赤い糸の相手と出会われてるんじゃないですか。 いずみさんにも言われているでしょうけど」いずみさんは占い師でもある。
 そう。これもたいがいどこへ行っても相性バッチリだったり、なかなかいいとこだったり。 あげくは友達のとこでトランプが全部場からなくなったら相性バッチリだけど、まさかね〜〜とやっていたら、、、、、、、 無くなってしまった。
 我ながらごっつうあほらしくなった。
 でもほんとのところ私にはたくさんのお見合い遍歴がある。そこで相手の落ち度だけでなく、 自分の足りないところも出来ているところもきちんと見て来て、誰かが悪いことにはしなかった私へのご褒美だと思っている。


 「畑で何が育ってるとか、生ゴミからこんなのが生えてきたとか、デジカメで撮って文章を書くとかいいですよ。 そういうのをおもしろく書けばいいんです。だんな様とのおもしろいやりとりとか。心理、宗教的なことも。 そういう普通の生活をおもしろく生きているってことが、他の人には励みになるんです。 普通の生活で、そんなふうに楽しく過ごせるってことを他の人が感じてくれることで徳を積むことになるんです。 生きること事態がお手本です。前の人生でも文章を書いてた人なので、文章を書くといいですよ」
 (-''-#)いやだ。前の人生で文章を書いていたのなら、次の人生ではちがうことをやりたいのだ。抵抗する私。
「絵はどうなんですか?」あああたしのこれまでの人生は? 描くことで過ごしてきたのに。
「3行ほどの文と、絵がセットになったものをやっているようです」
むむむむむ。まあ、それが喜んでもらえるものならいいか。
「いずれにしても、まゆみさんは直接人と何とかするというより、表現したものを通してという人なんですよ。
その表現したものと受け取った人が交流する
うん、まあ許してやろうか。(笑)

 だんな様とのやりとりは、世間的にあまり公開していない掲示板にある。天使のネットワークの私の項目にリンクが貼ってある。 実はいずれはこれをまんがにしようという魂胆があった。しかし、あまり更新していないので、訪れる人は少ない。この話をした。
 たぶん、私がたんげさんの話を聞いてどんなふうに受け取っているか、きっとバレバレに違いない。 私はささやかながら表情に出しているはずだ。

 彼女はさらさらとまんがで似てない私とだんな様の姿を描いて、その下にでっかく見開きの本の絵を描いた。 私たちがそれぞれ片手でその本の端を支えている。 その下に「マンガ夫婦」と書かれてしまった。上には下半分の太陽が描き足され、陽がさんさんと降りそそいだ。

まゆみ&てつお  「来年か再来年、子供が出来るかもしれません。まゆみさんは、兵藤ゆきさんが42・3であら出来ちゃったわ〜って、 アメリカに行っちゃってポロッと産んじゃったように、全然気にしない人ですから。これもどんどん書いたらいいですよ。 年齢の行った結婚とか、高齢出産とか、その子育てとか、すごくそういう人たちに勇気を与えるんですよ」
 お、子供が出来るのか。それはいい。ひとりの人間が目の前で育って行くのはきっとおもしろいぞ。
 そんで、勇気をですか。そうかなあ。そうなるといいなあ。(だんだんその気になってきた)


 「他に何か聞きたいことはありませんか」
 「実は昔の彼が亡くなったという通知がありました。グループ展の案内を出したら、9月に亡くなりましたと葉書が来て。 もともと身体が弱かったのですが、大阪でバイトで一人暮らしをしてて通勤途中に事故に会い、全快して退院したのですが 「もう帰ってこい」と言われて京都の親元に帰られてたんです。何かまた病気になったのか、事故かそれとも自分で死んだのかと思って…」 「この方は… そうですね。健康になったはずなのに事故後すぐには出てこなかった後遺症の様なもので亡くなられたみたいです」
たんげさんがその後何か言ってくれたようだったけど、覚えていない。 私が答えたのは「成仏してしまうより私を助けて守ってくれるように(彼に)お願いします!」
 これで守護霊が1人増えるわけね。ふふふ。

 たんげさん、ありがとう。半日20人はけっこう大変ね。 最後まで読んでくださった方、長々とごくろうさまです。読んでくれて、ありがとう。
いずみさんに代わります



たんげママさんのチャネリング for いずみ *---*---*---*---*      [次へ][前へ]
 チャネリングの順番がきた。なんとたんげママというのは、若いハツラツとした雰囲気のお母さんで、美人なのだ。 これで私には妄想の能力はあっても、チャネリングの能力は全くない、ということが証明された。

 たんげママさんの前に座ると、鉛筆でサラサラサラっと描き始める。美しい大きな白鳥の背中に、男性と女性の顔、周りには音符が飛んでいる。
 流れ星さんと一緒に受けてもいいかなあと思っていたが、私がたんげママさんの所に入った頃に次の用事のために先に帰った。 彼もいないことだし自分のことを聞こうと思っていたのだが、たんげママさんは「あのおにいさん」のこともどんどん話す。 ぜんぜん似ていないが、男性が「あのおにいさん」で女性が私らしい。 似ていないけど、白鳥の背中に二人が乗っているというのがすばらしく美しいイメージなので、気にしないことにした。

いずみ&流れ星  仕事を訊ねられて、カウンセラーであり占い師です、と答えると「なるほどねえ」と妙に納得したような返事だった。
 私はもうすぐ第三のステージに入ろうとしていて、新しい扉が、何かのきっかけでパン、と開くのだそうだ。 そしてその時、傍らに「あのおにいさん」が必ずいるという。いつもそういう時には彼がいるのだそうだ。 例えばネイティブアメリカンのワークショップに行って、声を出した時とか、なんかそんな風な時にパンと開くらしい。
 そしてそれは音楽に関係がある。音符が出てくると言う。
 「何か心当たりはありますか?」…うーむ。
 「退行催眠とか興味ありますか?」
 「いいえ。興味を失った所です。過去は過去にすぎないですもん。それよりは今、未来が面白い。」と答えると
 「なるほどね。」
 私の声は催眠向きだとよく言われる。それで退行催眠だったのだろう。実は私は催眠の研究会をしていたこともある。そして
 「ヴォィスヒーリングを受けるといいですよ。」
 そういえば、私の声は何かある、と思っていた。実は声を使うヒーリングを少ししていたこともある。そう話すと
 「そうでしょう。他の人がどんな風に声を使うのかを学ぶために、行くといいですよ。声を使うというのは肉体だからね、すごく究極的。 いいと思いますよ。歌を歌うとかじゃなくても『あー』とか声を出すだけでいいから。」
 そうそう、一時教室なんかで数人以上の人数だと、よく声明をしていた。それはすばらしくここちいい体験だった。 どこかからお経の声が聞こえてきたという人もいたなあ。天使が自分の肩の所にやってきた、という人もいたなあ。
 今まで学んできた様々な心理療法は、どれもすばらしくて惚れ込んでいるのだけれど、何か足りないといつも思っていた。どうも何かが足りない。 それが「声」を使う、ということなのだろうか。一筋の光が見えた気がした。

 言われて嬉しかったのは「あなたのエネルギーはとても若くて、まだ37才くらい。すごいパワーがありますね。 それは幼いとかいう意味ではなくて、パワーの器が大きいから。他の人と時間の流れが違う。」むふむふ。これはあちこちで30回くらい言って自慢しそうだな。
 それから印象に残ったのは「スピードが早くなるよ。10年後くらいに考えていたことが、3年くらいでやってくる。 どんどんいろいなことがやってきます。」これはちょっと嬉しい。私の人生がどんな展開をしていくのか、ワクワクしてきた。

 そろそろ時間のようだったので、最後に質問した。
 「流れ星さんとはまだずっとつきあうのですか。」私も占い師だけれど、他の人に観てもらうのはとても面白い。ぜひこのことは聞いておこうと思った。
 「うーん。彼の方から言うと、彼を本当に理解する人はほとんどいないのね。 好きでない人に好かれたり、好きな人には全く分かってもらえなかったり。彼にとっては、ほかにいないんじゃないかな。」
 なるほど。私もそう思う。そして「勝った」と思った。思わず頬がゆるんでくるのを悟られないように、ぐっと我慢してポーカーフェィスになった。 つまり私には別に相手がいる可能性もあるが、「あのお兄さん」には私しかいないのだ。やっぱり私が女王様で「あのお兄さん」はしもべだ。むふむふ。

 たんげママさん、たのしいチャネリングをありがとう。

 部屋を出てテーブルの所に行くと、まゆみさんが先にPCせんにんさんに観てもらっていた。 そしてまゆみさんがたんげママさんに描いてもらった絵もあって、それには「マンガ夫婦」と書かれている。 そのまんまだ。笑ってしまう。私はさっそく「10年若い」ことと「あのお兄さん」の理解者は私しかいない、と自慢した。





(こっからまたまたまゆみさんです) (^▽^)/ 今回は掛け合いで〜す。

 PCせんにんさんの掲示板に、彼はおまる診断をやられるとか書いてあった。こちらも次々人が順番を予約している。 予約の人たちがはけるまで、展示の足りないとこをやっておこう。順番に書かれた方の名前に消し線が入るのをちらりと見る。
 いずみさんは昼の用事を終え、5時のチャネリングを予約していたのでその前に作品を見せてもらおうと、4時には会場に来ていた。4時半頃には予約はあと1人。 いずみさんが先に申し込んだ。「はい! 次わたし!」間髪を入れずお願いした。 ところがチャネリングの方がいずみさんの順番が早めにまわってきたので、わたしが先に観てもらうことになった。

PCせんにんさんの波動リーディング for まゆみ *---*---*---*---*  [次へ][前へ]
「じゃあまず 人形(ひとがた)を描いてください。どんなんでもいいですよ」
PCせんにんさんが見本を見せながら説明してくれる。カラーサインペンが何種類か用意してあり、好きな色で描く。 不要になった紙の裏を使っているが、診断には影響がないのだろう。そこに描くことの方がおもしろいらしい。 わたしは丸く頭を描き、手足ともグーで大の字・3頭身の形を描いた。
 昨日の朝、すでに着替えただんな様がわたしの寝姿を観て
「あんたは大人物じゃのう」「なんで」「そんな大の字になって寝とって…」(-▽-)
わたしは起き上がるべくう〜んと伸びをしたところだった。(-ε-;)


 そんなことを思い出しながら、この大の字の人物は全く今の私だな、なんて1人で悦に入る。 「真ん中に名前を書いてください」ボディの部分に平仮名で名前を書いた。それは漢字でも英文でもかまわないようだ。 その元気でかわいらしい3頭身の人形に満足していると、 PCせんにんさんはそれに手をかざして動かしている。これで波動の状態を感じ取るのね。

 ピンクの蛍光ペンで胸のところに大きくうずまきが入った。 「これは初めてです。
すごくハートが開いてますね。今日の参加者の中でリラックス度ナンバーワンじゃないですか」 ん?さっき診てた人にも「これは初めてなんでねえ」って言ってなかった? あとで聞いたのだが、これまでは丸を描いてもらうだけで診断をしていて、 人形で診るのは初めての試みだったからだそうだ。 とりあえず、リラックス度ナンバーワンはホントらしい。うふふふふ。

「のどのところはね。言葉とか表現を現わすんですが」同じくピンクで縦長のだ円が“く”の字にまがったような模様がついた。 「これは曲がっているから良いとか悪いとかではなく、個性ですから。そういうもんだと思ってください」

 頭部…「何か神秘体験とかよくされるんですか?」 なんのことかなあ。
「いえ全然。そんなことがあっても当たり前で 気がつかないのかも知れませんが」
「それは、これがね…ごめんなさい、描いてから話しますね」
眉間の辺りにピンクのちっこい○があり、外側の6コの茶色い○から、矢印が中心のそのちっこい○に向かっている。 もちろん、見ているわたしには何のことかわからない。 PCせんにんさんは、わたしに手をかざしたり、絵に手をかざしたり、しきりに首をひねっている。

 足元にオレンジの○が描かれ、これには50%、50%の数値。 左右の手の上にはオレンジの三角が。そこから下向きの矢があって茶色で0が。 これはゼロということだとか。
 人形とは別の空きスペースに大きめの丸が描かれ、その中にムンクの叫びの、両手でほほを支えてる人物の顔のような形が。 ほほに当たる部分は空間で、顔形のようなのがわたしのエネルギー状態だそうだ。


 いずみさんはチャネリングが終わっていつの間にか私の隣に座っている。PCせんにんさんは少しかかりそうなので 「どうだった?」ときくとその表情はしだいに嬉しそうになったので、こいつは何か来るな、と思った。
「すごいエネルギーだって!」「あっそう」ちょいと嫉妬したので素知らぬ顔でいじめてあげた。
「それでね、そのエネルギーが37才の若さだって!」「あっそう」さて、どうでる?
 あら、うふふと言いながら、いずみさんの目は笑っていないのを私はしっかりチェックした。なるほど、これが彼女の眼力か。でも私には効かないぜ。
(^_-)「いずみさん、目がこのやろうっていってるよ」ぷぷっと吹いたその顔は、ちゃんと笑い目だった。そして私は覚悟した。 「何を覚悟したの?」「今後繰り返しいずみさんに「私は37才のすごいエネルギーって言われた」って聞かされるのをさ」


まゆみ波動  さて先程の頭部の話。線香花火は中心から外に花火が出るが、ちょうどその反対で、外から中に向かって火花が、ていう状態だとか。
「何かが邪魔しているのか、宗教的なモンダイなのかわかりませんが、
天上からのパワーを受けないようになっているんです。 何か思い当たることありますか?」
なんのことかわからないぞ。
でもあとから考えてみたら、精神世界系の人って、なんだか不安定だと勝手にわたしは解釈している。自分はそういう人たちに比べて幸福であることに強いらしい。 なんか面倒くさいことになるくらいならそんなもんいらない。という意識が思い当たる。う〜ん、それがそのことをつくっているのか。それとも別の理由か。

 「ちょっとセッションをしましょうか。(セッションて言葉だったか実は不明)身体には触りませんからね。じっとしててください」 ついでに休んじゃおうと目を閉じていた。
「今頭の前と後ろに手を当てています。何か感じますか?」 はちまきを締めたときのような感覚があったが、それは髪を後ろで束ねていた皮膚感覚に気がついただけかも知れない。 もう一度やってくれたけど、今度はわからなかった。
「あ、でもちょっと変わりましたね」またまた私や人形に手をかざして確認して書き込み。 ちっこい○の少し外側に、ブレスレットのように外と中からの力が均衡する境目が出来ているらしい。 彼はちょっとお疲れな様子。このことは何を意味するのだろう。

 「でも地のパワーを充分に受け取っているから、天上から受け取ってなくても大丈夫なんですよ。空が曇っていても地面の上に立ってるだけで楽しい、とか」 「そういえば、畑はよくさわっているし、雨が降ろうが槍が降ろうが行くと決めたとこには行くし」
 足元から上がっている矢印は、男性性と女性性のバランスで、本来ならどちらかに偏っているものなんだって。 そこであなたの男性性がこうだから、とかいう話が出来るのに、わたしは全く半々で、そういう話が出来ないと言われちゃいました。 思わずまた言いましたよ私は。「つまら〜〜〜ん」
 「エネルギーのバランスも左右対称でバランスがとれてますね」「つまら〜〜〜ん」
 バランスがとれているという状態がどれほど珍しいものかわからない私には全くつまらない話だ。

 「ハートのくつろぎ度NO1はさすがですよ」「それはどういうことなんでしょう」
 「とても幸福感を感じているってことです。
生きること事態を楽しんでおられるんですね
それはさすがだね私ってば。いつも「私は幸福です」てスタンスで、実感を感じながら言えちゃうからね。

 PCせんにんさんありがとう。私は上からもらってないからって、いまんとこ困ってないけど、重くならない財産が増えると嬉しいな。 私はつまり、全体にバランスがとれていて、天上よりも地のパワーの人、ってわけかな。 表現に個性がある。そして幸福だ。いいぞ。

 「日頃まるっきりこの人は男だ、と思ってたけど、女性の部分もちゃんとあるんだ」これいずみさんてば。
「おほほほほ。(〃 ̄m ̄〃)必要な人にしか見せないのよ。だから私とだんな様はつながっているのよ(≧∇≦)/」 ハッキリ言ってオノロケです。( ̄▽ ̄)6




いずみさんの乱入返し
 ちょっとまったあ!!! 7月20日、我が家にまゆみさんを含む5人が集まり、家が遠いまゆみさんが先に帰り、4人でその話題になった。 そしてわずか30秒で「まゆみさんの中味は男」だと全員一致。 PCせんにんさんのリーディングが正しいか、はたまた仲間内の観察が正しいのか、うーーーーむ。
 やっぱり私たちの前では出さないのね。あ、出さないままでいいからね。だんな様と相性がいいのもよーく分かってるからね。

おほほほほほほ。(〃 ̄m ̄〃) ツッコムまゆみさん
 何をおっしゃる。どちらも正しいでしょう? 人生は機知と英知に満ちている。愛の告白チョコレートは年中受け付けてるわよ。



2003年7月現在、たんげママのチャネリングは¥3,000(画廊に予約)、人形波動診断は¥1,000(予約無し先着順)、岡本さんのヒーリングと木場さんのリーディングのコンビは ¥2,000(予約無し先着順)です。皆さんお気軽にどうぞ。
この時点ではこの金額ですが、未来は動く可能性あり。確認してね。
次はいずみさんで〜す。



PCせんにんさんの波動リーディング for いずみ *---*---*---*---*  [次へ][前へ]
 PCせんにんさんのやり方は、緑色の紙を渡されてそこに人型を描く。その人型に右手をかざして、左手は身体の後ろに回して感じているらしい。 それを観ていたので、私は順番が来る前にチェックしていた。さりげなく他の絵を見るふりをしてPCせんにんさんの座っている後ろを通り、 左手で何をしているのか観察してみたが、特に何かあやしい物を持っているわけではなかった。
 PCせんにんさんは私の描いた人型全体に右手をかざしている。そして「すごいエネルギーですね」と。これは何度言われても嬉しい言葉だ。
 そして私全体から感じるエネルギーの形を、別の紙に書いてくれた。まるで宇宙の曼陀羅だ。 真ん中の花びらのような形は、エネルギーがスピンしているらしい。外周にあるものも同じく、スピンするエネルギーだそうだ。 精神世界系の人は、こういう感じがけっこう多いとか。

 いずみ波動1 いずみ波動2

人型の第三の眼の所と、のどと、ハートになにやら丸い図を描き、それから両足の所にもぐるぐる描いてくださった。
 その解説はまずは足から。左半身が70%で、右半身が30%だそうで、受容性が勝っていて、行動現実面が少ない目なのだそうだ。
 そしてハートの所では、なぜか逆転して左側にエネルギーが偏っている。つまり、私の中でもっと現実的に行動したい、バランスをとろう、としているのではないか、とのことだった。
 これはうなずけた。私の右半身つまり男性性、現実のこの社会で行動していく力が弱く、そこをやっていこうとしている所だからだ。

 喉が二重の構造になっていて、これはとてもめずらしいのだとか。 内側の縦長に描かれたエネルギーは、物事を非常にはっきりと指摘したりするもので、時には人を傷つけることもある。 それを包んでいる丸いエネルギーがあり、それはとてもやさしく受容的にほんわかと表現するエネルギーなのだそうだ。両方あるのは珍しいのだとか。
 これもひどく納得。私は非常にストレートになんの飾りもなく表現することもあるし、時によっては、ただ暖かくふんわりとしたエネルギーで話しをすることもある。 これはカウンセラーであり占い師である私には、欠かせない能力だ。

 第三の眼。これは大きくグルグル巻きの図と、外の空間にも似たような図を描き、「仏」とかかれている。 第三の眼が開いていて、特定の仏様ではなく「仏」的なエネルギーと直接同時につながっているのだそうだ。 仏からのエネルギーを受けているとかサポートされているとかではなく、同時に存在しているのだそうだ。 だから「なんでも分かるでしょう」と言われて、分かると思っていることがそれでいいのかもしれない、と納得できた。

 そして最後にエネルギーの調整をしてくださるのだが、ここぞとばかりに、得意技のあれしてこれして攻撃の開始だ。 頼まれると断れない人と読んだ私は、占い師の能力はやっぱりあるなあ、と納得。PCせんにんさんはちょっと困った顔をしながらも、私の注文にあれこれ応えてくださった。 PCせんにんさんありがとう。

 リーディングしてもらって、とても嬉しかった。特に私の全体のエネルギーを描いてくれた曼陀羅のような図は、とてもとても気にいった。 PCせんにんさんは、その人個人のエネルギーを波動絵画として描いてくださるのだが、私がお願いするとこんな感じの絵を描いてくれるのだろうかと思う。ぜひそれが欲しくなった。

 このお二人に共通するのは、「私には能力がある」とか「良い悪い」の感じが全くないことだ。 ただ、感じるまま、見えるままを相手にプラスになるような形で伝えてくれる。そしてお二人ともそれをメインの仕事としてやっているわけではない、というのも共通点だ。 このアート展の出品者の半数くらいは、何らかの能力やスキルを持っている人たちらしい。ほかにもどうもいろいろ体験できるらしいのだ。 お二人のバランスのとれたいいエネルギーに惹かれて集まっている人たちだから、きっととがったエゴが感じられないのだろう。
 今まで私が出会ってきた何らかの能力のある人たちは、みな「どうだすごいだろう」がどこかにあった。 たぶん私の中にそういうエネルギーがあったために、そういう人たちを引き寄せたのだろう。出会う人の感じが変わってきたことが嬉しかった。

 「気づきのアート展」では、ほかにも面白いことをしてくれる人が何人もいるようです。 もう日にちがあまりないのですが、大阪京橋の京橋画廊に期間中にお越し下さい。 2003.7/10〜22、11時〜6時(最終日は5時まで)。 あるいは次の絵画展でチャンスがあると思います。1年以内に、次のがありそうとのこと。

PCせんにんさんの波動リーディング・友人編 by まゆみ *---*---*---* [次へ][前へ]
 遅ればせながらレポーターまゆみです。最終日の前日のご報告があります。(^_-)v

 私の作品を見に来てくれた友人2人は、中央のテーブルでPCせんにんさんに人形(ひとがた)波動診断をしてもらっていた。 その間に岡本さん、木場さんが来られて他のなじみの出展者の方とおしゃべり。今日、やってくくれる?とかいうことになったらしい。 私は友人の波動診断の内容も聞きたいし、そっちも気になるし、困った。でも来られたときに「時間があったらお願いします」とすかさず言っておいたので大丈夫かな。 とりあえず友人の診断につきあう。

*……*……*……*……*……*
 友人た・は「女性性が、あるのだけど「見ないでっ」としておられるんですねえ」というのに驚きながらも大きく頷いていた。 つきあっている彼との関係に捕らわれていると言っていた。見せようとしていない姿勢も関係しているらしい。
「内側、はあとが今空虚で、何か入っても分散してしまうみたいですねえ」
「のどの部分が刀傷のような形なっているけど、それは何かこころに決めているものがあるんじゃないですか」
なんか、やたら頷いている。こころに決めている…やりたいことがあるらしい。彼の人形も書き足して、相性を見てもらった。
「彼は自分の意志がある人。あまり表現しない。あなたは彼の男性的なところに魅かれているけれど、彼は今受け入れられないみたいです。 嫌いではないけれど彼女を全面的に、という受け入れは出来ない。この関係には時間を置いたほうがいいんじゃないですかねえ」

 PCせんにんさんのソフトな言い方に
「( ̄□ ̄;)ガーン!! やっぱり…。決着つけるつもりだったけど、そっちはほっといてやりたいことに手を付けます! それをするのに彼の存在が障害だったんですが、ほっときます」
彼女は「ほかにも気に入ってくれた人がいてね、」と私に言っていたので、 ちょいと口を挟んだ。
「他にいい人が出てきた場合は?」

「そりゃあそっちへ行くべきですよ。この人にこだわる必要なんかありませんよ」
一同一致でそういう話になった。たぶん、そうすることで次の行くべきところへ行けるのだろう、と感じた。 女性性については、これまで見せないように頑張っているのを知らなかったけど、確かにやっている、と今回彼女は気がついた。自分が認めていくことでほぐれていきそうだ。

*……*……*……*……*……*
知人あ・はとても女性的なのだそうだ。
「他の方が、この人遠慮しておられるのでは?と思ってもそれが、あ・さんにとっては自然で当たり前なことなんですよ」 う〜んそうか。私が納得しちゃうわ。彼女の、とてもソフトな雰囲気はそこから来るのかしら。
「ご結婚はされてないようですが、だんなさんが外で疲れて帰ってきても、うちに帰ると元気になったり癒されたり…という人ですねえ。
無理してそうするのでなくて、それが当たり前なんですよ
「「「おお〜〜っ」」」と聞いている人全員が、羨ましくなったり嬉しくなったりした。同性の私たちでも、お嫁さんにしたいような人だ。 実は彼女は私が通っている色彩心理学の講座のスタッフである。
そこで案内はがきをくばっていたので来てくれたのだ。
「彼女はカウンセラーにもとっても向いているのでは」
カウンセラーの養成もやっている会社なので、私は勝手に関連づけて考えていた。


友人たちの波動診断が一段落して

「宇宙船が来てるよ!」「え? どこどこ!」「ここ、この辺り!」
岡本さんが部屋の天井の一点を指さすのでみんながそこに集まってきた。
なんか感じる人もいたらしいが、私にはみんなの期待と興奮意外はわからなかった。ちぇ。 一時そこにいて、すぐ行ってしまったらしい。

岡本さん・木場さんのセッション:過去世浄化、ヒーリング for まゆみ *---*---*---*---*  [次へ][前へ]
 そして私たちは順番に岡本さんたちに観てもらった。
 岡本さんは熟年の小柄で元気なおばさまで、お孫さんがあるらしい。自称「普通の主婦」。即座にまわりに否定されていた。
 木場さんはこれまた熟年の男性で、スターウォーズに出てきた、何とかいう星のデカイ身体のダミ声の王様のキャラに何となく似ている。

 私が丸椅子に座り、岡本さんがその背後に立たれて、木場さんは私の斜め右前に陣取る。これが定位置らしい。岡本さんがエネルギーをおろし、木場さんがそれを映像でキャッチする。 現在に影響を及ぼす過去世の浄化が目的らしい。肩にのせられた岡本さんの手が暖かくて、気持ちが良かった。
「おおらかで鋭い。大ざっぱで、明るい、デリケート。そして、恐れがある」
これはびっくり。これまで言われても気にならなかったけど、もちろん私にもある。この機会に認めてみよう。
「恐れがありますか?」「はい、あります」この返事をするのは、私にはとても覚悟が必要だった。

 木場さん「動物が見えるんだけど…犬…熊…う〜ん」「岡本さん、どうなんですか?」
「ごめん…今のどが苦しくて…しゃべられへん…」 木場さん「そうか、犬を連れて山に入って、熊に殺された。その時にものすごく恐ろしい思いをした。それが残ってるんや」
岡本さんはまだ苦しそうだ。しばらくして、やっと抜けたらしい。
「ああ苦しかった。ものすんごくでかい熊やね。すごい恐ろしい思いだったね。でももう浄化したからね」
 これには困惑。私には何のことかわかりません。
熊が恐いと思った覚えはないし、特に犬に親しみがあるわけでもない。
ただ、のどが苦しいというのは小さいころ、感情が(主に怒りが)込み上げてきても、気を使ってこれはしゃべらんとこ、としてすぐ扁桃腺が腫れることがあった。 手術してのどの圧迫感からは縁遠くなり、感情のコントロールが出来るに連れて、押さえる以外の方法も手に入れたので、もはや忘れていたことだった。
 私にとって重要なのは、恐れを認めたこと。
これまでは、人と交わるときの恐れを見ないようにしていた。
確かに、恐れを人にもじぶんにも気取られぬようにすることには余計なパワーを使っているような気がする。

 帰りの車のラジオから「「こんなに流暢にしゃべっている私は、実は対人恐怖症という病気なのです。 途中でつまっても病気なんだと思って許してね」といった途端にその対人恐怖症が治っちゃった」という話が流れてきた。 これはまったく今日の私のことなのだ。共時性に後押しされたかな。


「まだ他にもメッセージが来てる… う〜ん なにかなこれ」岡本さんがそういわれると、木場さんが
「絵のことじゃないかな。絵も変わってきますよ。いまはまだ恐れがあって、引っ込んで動かない感じだけど、恐れが無くなればもっと出てくる。 絵に動きが出て、もっと自由な感じになる」
 そうか。(ちょいと引っ込む私)去年Love Angelに言われたこととはまるで違うけど、お二人とは見えている位置が違うというだけなのかも知れない。 現在よりさらにパワーや存在が顕れてくるということのようだ。

 自分が感じるところと、してくれたことと言うのは必ずしも同じではない。ということは往々にしてあるものだ。 私が感じていることと、おふたりが実際してくれたこととは違うものかも知れない。 (^<^)/つまり私は自分が考える以上にしてもらっているのね。(あくまでもどこまでも楽天的!?)




7月22日・最終日 終わりではなく始まり *---*---*---*---*      [次へ][前へ]
σ(~o~)┌ まゆみです。も〜さいしゅ〜びなのね〜。

 最終日のシメ、主催者のたんげさんが
「終わりではなく始まりだというメッセージが来ています」
「初めて参加された方もこれからどんどん広がっていくでしょう」
これもメッセージなのかな。
このグループ展は作品だけでなく、いろいろなイベントをやる人がたくさんいて、常に流動していて、行けばなにかがあって、面白かった。 最後のその場には、みんなの満足の感覚があふれていた。
 今回が4回目だそうだけど、それまでに比べてずいぶん出展者がつくる場が良かったらしい。
たんげママもPCせんにんさんも終了後もしきりにそう話していた。
私はポーズをとりつつ「私が出したおかげね!(^<^)/」
「んふふ、そうかもしれません〜〜〜」たんげママ、そりゃポーカーすまいるだっちゅうの。

 出展していた水彩画の小谷さんが話しかけてくれた。私の水彩画と違い、ペンで描いて軽やかに色をのせる、本来的な水彩画作品です。
「期間中なかなか時間がとれなかったけど、お話したかったんです」
えっ! そうなの!
「私は最初の日にチェックしてましたよ。(あ、水彩画や。こいつはライバルや)って」
ああついに言ったわ。ささやかながら、これを言うのも恐かったんよね。 でも昨日浄化してもらったせいか、躊躇無く言えるのよ。岡本さん、木場さん、ありがとう。
「ええ〜〜。ライバルなんて、とんでもないです〜〜」
「いきなり上下関係が成立しちゃったわね」常連客の西岡さんがスッパリとおっしゃる。
 私はどうやらこのライバル宣言でイキナリ小谷さんの上位に立ったらしい。みんなが私の本心を知って尚認めてくれる。うれしい。しかも優越感つきだ。(そうか?)

 絵も売れたし(1点だけ)、ファンも増えたし、信者も(うそです)。
アクセサリーも5点中3点でました。たんげママ、お買い上げありがとう!クリアクォーツの透明感、とても似合ってます。(これはネットにアップする前に売れました) 最後に小谷さんとも話せたし、チャネリングもヒーリングも診断もしてもらって、個人的にもとても楽しいグループ展でした。 ギャラリーなのに、わいわい騒いでも長居をしても許してくれる、こういう場を作ってくださったオーナーの道木ご夫妻、本当にありがとうございました。

 皆さん、実は9月の最終週、25日から30日まで私の個展がこの京橋画廊であります。 グループ展ほど人が呼べないのが心配です。遊びに来てくださいね。
いずみさんにもお願いしておりますが、何かイベントしてあげようか、という方、ぜひお願いします。
ぜひお願いします。ぜひお願いします。ぜひお願いします。(_ _(--;(_ _(--; ペコペコ
ご連絡をお待ちしております。


さて、最後はいずみさんにお渡ししましょう。


最終日の収穫 by いずみ *---*---*---*---*      [前へ]
 今日は最終日で、まゆみさんの搬出を手伝うために、夕方行った。たくさんの人たちがとてもいい雰囲気で語らっている。 こんなに楽しそうな作品展は、初めてだ。二つの部屋を借りてやっているのだが、最後なので小部屋の方の作品をゆっくり見ていると、 丸顔のおじさんが来て「たまゆら」の写真を見せてくれた。 これは奥の小さな隔離されたスペースにあり、見ていいものやらいけないものやら分からずに、初日にこっそり覗いていたものだ。
丸顔のおじさんは「ピリカ堂」という屋号で「たまゆら」の写真を撮っている。というよりも撮れてしまうらしい。 何かを演奏している写真をとるとよく写るのだそうで、ブルー系の美しい大小様々なたまゆらが、たくさん写っている。
「たまゆらって何なんですか?」と訪ねると、 「魂は光輝いていて、その光が飛び散っているんですよ。楽しい雰囲気の時によく写るから楽しいとそうなるんでしょう。」
 
いい音楽を聴いていると心も身体も弾んでくるけれど、魂も弾むのかもしれない。魂の光しぶきとでも言ったらいいのだろうか。 たくさん写っているたまゆらは、大小遠近様々でまるで宇宙の星のようだ。いつまで見ていても飽きない何かがあった。

 しばらくすると片づけが始まった。すると初日に目をつけていた面白いオブジェの作者らしき人が、プチプチに作品をくるんでいる。 私は「今だ!!」と思って声をかけた。
 「それは値段ついていなかったけど、売らないんですか? 」
 「はあ…どうしようかな、と…」聞くと、自分の作品に値段を付けて売ることに抵抗があるらしい。 路上で売ってみたこともあるそうで、その時は全く売れなかったそうだ。そうか。全く売らないわけではないらしい。 そこで親友S直伝の「ちょうだい」攻撃をしかけてみた。
「ねえ。作品一つちょうだい」と言うと「いいですよ、小さいのでよかったら」やったあ。言ってみるものだ。
プチプチのガムテープをはずして、一番小さい作品を丸イスの上に並べてくれた。しめしめ、私のお気に入りがいくつも入っている。
 彼の作品はナントカ粘土というもので作られているそうで、それに着色してある。 宇宙人とかインベーダーのようななんとも愛嬌のある不思議な形のものに、みごとな色彩で着色してある。

 そうそう、巨大な絵も一枚飾ってあり、搬入の日にその手伝いをしていた女性が 「これは見ているだけで妊娠しそうやわ」とつぶやいていたのが忘れられない。 タマゴのようなものにエネルギーがからまっているような絵柄なのだが、なんとも不思議に美しくパワフルだ。みとれてしまう。


 丸イスの上のおちびさんたちは、ごきげんだ。
 丸がいくつも重なって、極彩色にペイントされたものは、宇宙人のうんこだ。
 ピヨンと首がのびたものは、その辺をフラーっとゆっくり飛びながら情報収集をしている奴だ。 何でも知っているくせに、聞いても教えてくれない。
 長細くてホニョっとしたものは、宇宙ナメクジだ。 地球のは許せないが、宇宙ナメクジは愛嬌があり美しいのでゆるせる。ボディラインが美しい。
 作品を見ていると、そんなことが次々と浮かんでくる。作者の意向などお構いなしに私はどんどんでっち上げる。
 足を踏ん張ってホエっとしているのは、見かけよりも内気で、何かあると案外ナイーブに悩んでしまう。
 輪ゴム状の羽のついたのは、お気楽に空中を飛んでいて、何があってもダメージを受けないおめでたい奴だ。
 楕円形のホットケーキのような形のは、私は知りません、という顔をしながらちゃんと全部聞いている。
 私の好みは、宇宙ナメクジと輪ゴム状の羽のと、情報収集だ。どれにしようかな、と迷いながらその日はちょっと調子が悪かったので、一番お気楽な「輪ゴム状の羽」のにした。
 作者の名前は「小渕 裕」さん。プロになる人だと思う。

 私はこの子に「ピチュ」という名前をつけた。 今日から私のペットだ。小渕さん、ありがとう。



** つけたし **
 いずみさんが9月の私の個展まで、作品を茨木のうちで預かってもいいよ、と言ってくれるのでお言葉に甘えて身軽に帰ることにした。うちは茨木から2時間半ほどかかるからね。 誘惑に駆られて夕食もご馳走になる。
「どうやって飾ろうかと思ってさあ」
えっ? 実は「預かる」だけでなく「福本家ギャラリー」にする魂胆だったのね。
 9点をお預けして感謝しつつ帰ろうとすると「じゃあ、7点お預かりね」(^▽^)/
えっ? さりげなく2点せしめようってわけ?
「じゃあ、展示の時は12点返してくれるわけね」(;^<^)b 「え、ええ!?」!(;゜д゜)┌



 いずみさん今回はいろいろとありがとう。次もヨロシクね。(^人-)☆


2003.8/31掲載

 気付きのアート展番外 
京阪神 精神世界 精神世界  お金の神様からいただく 
京阪神 精神世界 精神世界
< by まゆみ >

 さて、京橋画廊でのグループ展も終わり、その後の人間関係がいろんなところで広がっているようです。 私の個展がまた9月最終週にあるので、そのグループ展の時のみなさんが、こちらでもいろいろ協力してくれます。楽しくなりそうですよ〜〜。
 個展の開催にあたり、どうしてもこのエピソードは公表しておかなくてはという気がずっとしていました。 グループ展のあとさりげなく匂わせていた、お金の神様のお話です。



 2003年7月の、グループ展最終日。 夜遅くなることを予想して、列車の本数の少ない近くの駅ではなく、遅くまで本数のある亀岡駅まで車で1時間半。 道中、昨日の木場さん岡本さんのセッションのあと、みんなでおしゃべりしていた話が面白かったので、何となく思い出していた。 来てくれていた私の友人が遠慮するのをはばからず着席を薦め、みんなで大いにその場を楽しんだ。
 岡本さんの、異次元センスで悠々と生きるお嬢さんの話、そのご主人のお店の出店不可思議秘話、高次元研究会、なかでもお金の神様に呼ばれて14人で行った話。


 それは、岡本さんにお金の神様から「会いに来なさい」というメッセージが来た、という話だったと思う。 お金の神様の元々、という神社が金沢だか富山だかにあるらしい。 大黒様でもえべっさんでもない。金勝要(きんかつかなめ)さんなんですって。 ホントかどうか、私にはわからないんだけど。
 高次元研究会でそれではみんなで行こう、と盛り上がったが
「だめ。14人。」と岡本さんの口は言う。
じゃあ、いけない人は別の日に、と言うと
「私がいなくちゃ行けないわよ」
岡本さんなしでそこへ行ってもだめ、ということか。
みんなで車に分乗していけば行けるよ、と言われても「だめ。14人しか行けないよ。」
私の口がなんでかわからないけど勝手に言っちゃうのよ、と岡本さんはしゃべりながら弁明。
「そしてやっぱり行けない事情とか都合とかの人が出てきて、ちゃんと14人になっちゃったのよ」

 そして14人は現地に到着。 高次元研究会というのは、どうも見える人、感じる人が集まっているらしい。 お参りをする前だったか後だったか、ウワサの金勝要さんらしい神様が現われて、何か素晴らしいきらきらしたものを降らせてくれるのがわかった、と岡本さん。
「でもあたし見えないのよね。見える人はいいわよ〜〜〜。 えっそんなに?とか、もっともっと!とか言いながら 降ってくる方向を見て両手を差し出してる人がいるし、もう上着を脱いじゃってね。その上着に受け止めてる人もいたわ。」
「あたし見えないからさあ、何か光のようなものがキラキラしながら降りてくるのが感じれるだけでね、その時はほんとに、見えたらいいのに、と思ったわ」
 話を聞きながら、その場にいたみんながそのシーンを想像する。

「中には何のことかわからない人もいたけどね。」
そうか、行きたくても邪魔が入る人もいるし、行っても受け取れない人もいるのかあ。へえええええ。
現在、受け取った人はその頃より確実にお金回りが良くなっているという。



 峠に入ろうとするところを運転しながら思い出していた。 私がその場にいたらどうだろう。その上着を脱いで受け止めている人だったら (さすがに私は絵を描いている人なので、目の前にそれが起こっているかのように、意識することなくその人の立場になった映像を見ていた) イキナリ涙と感謝があふれ出した。差し出した両手がしだいに重くなるような感触まで想像してしまったのだ。

 ああ、私にとってお金って、つくづく社会的承認なんだな。

 承認されたときの喜びが、お金の重みと同時にそこにあった。

 涙がぱたぱたと落ちた。ありがとう、ありがとう。うれしい。(。。>_<。。)


興奮が収まるまで、充分に感動を愉しんだ。
みなさん、運転中にこんなことしてはいけません。キケンです。

*---*---*---*---*---*---*---*---*
 さて亀岡からJRで京都駅に。大阪に向かう前にお昼を摂ろうと駅ビル8階のケンタッキーに寄る。
ただいまくじ引きキャンペーン中とかで、私の前の20代の殿方がボックスを探って白いピン球を取り出した。
「はずれです。残念でした」
「赤い玉が出たらあたりです」こういうのって、当たったためしがないのよね。
きっと私も白ね、と思いながら、あー…でもさっき、私の想像力でもって勝手に神様からいただいちゃったんだっけ。まあ無心にいこう。 オレンジのピン球が出た。

「は… あたりです。おめでとうございます。色鉛筆12色セットをお持ち帰りください」
おおおおおおお! しかも私に色鉛筆! つかえる! 紙の筒に入ったそれはそんなに高価なものでもないが、予期せぬおトク!
座席に座り、あらためて神様に感謝した。感動におののきながら、昼食をとった。
はあああああああああ。ありがとう。



****** しまった。いずみさん達の分ももらっとくんだった。


2003.8月掲載


京阪神 精神世界 精神世界  寄ってたかってヒーリング  京阪神 精神世界 精神世界
岡本・木場・カズさんのリーディングとヒーリング
< by いずみ >

 気づきのアート展も終了したある日、縦巻まゆみさんの指令を受けて、私は岡本さん木場さんペアのセッションを申し込んだ。

 時間に行ってみると、なにやらたくさんの人が集まっているのが外から窓越しに見える。おそるおそる中に入り、勧められるままにイスに座る。 お二人の他に丸顔の女性が傍らでサポートしている。この人がカズさんだ。カズさんは掲示板に書き込みをしてくれたりしたので、私は特別親近感を持っていた。初めての場所に行くのに、少しでも知っている人がいると心強いものだ。
 隣にいる人に「みなさん順番を待っているのですか? 」と聞くと、待っているのは数人で、あとは帰れずに見ている人たちらしい。ギャラリーの人たちを眺めると、見たことのあるような感じの人が数人。たぶん「気づきのアート展」にいた方達だろう。
 終わった人がなかなか帰らない理由はすぐにわかった。面白いのだ。

 私はたまたま空いていたイスに座ったのだが、ラッキーなことにヒーリングをする場所に一番近い所だった。ここなら一部始終を眺められる。
 それに、なんとテーブルの上においてある文章は、縦巻まゆみさんがお二人にヒーリングを受けた時の体験談なのだ。私たちのHPからプリントアウトしてくれたらしい。私はムクムクと競争心が湧いてきた。私も面白い文章を書いて、読んでもらうぞ。

 お二人のヒーリングのやり方は、まゆみさんが書いていた通り。クライエントが座ったイスの後ろに岡本さんが立ち、木場さんは正面に座る。そして今回は木場さんの横にカズさんがいて、足首にふれたり、お腹にふれたりしてサポートしてくれている。
 ある人のヒーリングをしている時に、岡本さんが
「私困ったわ。どうしよう。大黒さんがきているんだけどね、」と言いながら私の後ろに座っている男性に話しかける。その男性は金運をとても強く求めているらしくて、大黒さんが出てこられたらしい。
「どうすんのって言っててね。この人に今大きいお金を扱う器がないから、お金が入ったら何に使うかわかってるし、私はこの人に金運をあげたくないのよ。」
「そんなこと言わないでぜひ下さいよ。大丈夫ですから。」と男性。
「いやあ、器がないわ。どうしよう。」などとしばらく会話した後
「じゃあ、小銭だけおろしてもらおうか。どうなるか分からないけど手を出してみて、そこにおろすから。来たら貴方にも分かるからね」しばし沈黙。
「はい、分かりました。来ました。でも手じゃなくて頭から来ましたけど」
「どんな感じ?」
「いやあ、軽くていい感じですよ」
「えー、あなた小銭じゃなくて札束もらったの? えーーーー!!!」
 その男性は、それはもうニコニコだ。みんなもこのやりとりに大爆笑。
 それから岡本さんは、お金は生き金を使って循環させるものだとか、いろいろなことを教えてくださった。

 岡本さんと木場さんは、来られた方の悩みに丁寧につきあっておられた。木場さんがベースを作り、岡本さんがあたたかく包んでいる。

 腸にたまった宿便のお掃除をしてもらう人あり、故郷の宇宙に里帰りして嬉しくて涙をこぼす人あり、横にいて、それぞれのドラマをかいま見させていただいた。プライバシーでもあるしあまり書けないのが残念。とにかく一人一人むちゃくちゃ面白かった。そして終了するとみんな表情がハッキリと変わる。本当に柔らかくていい顔になる。

 いよいよ私の順番が来た。イスに座って名前を言う。木場さんは過去世を見るのが得意だ。
「あなたは好奇心一杯で、それに身体がついていってないでしょう。身体弱いの?」
「うーん。普通ですけど」ついて行ってないのは、身体というよりもお財布だもの。それに好奇心一杯というのは、ミーハーということだな。その通り。
「万里の長城だな。中国の」とつぶやいてから
「おでこに何かあるね。ルビーみたいなの。ちょっと欠けてるのか隠れているのか…」
 そして木場さんはパソコンで万里の長城を調べ始めた。
 その間にカズさんが私の足首にさわり、岡本さんは肩に手をあてて。カズさんが
「観音様かな」
岡本さんが「花びらが見えるわ。何か思い通りにいかないっていう感じでしょう」
私は無言でうなづく。
「それはハスの花でしょう。観音様が居る。すごくたくさんの仏様たちがみえるわ。……たくさんいるねえ。天から大きな手が降りてきて、金色の手であなたを大きく包んでいるわ」
 うわあ、すごい。そうなんや。嬉しくてニコニコになった。
「それを信じていないからうまくいかないのよね」と岡本さん。
「最近は守られているって感じるようになったんです」と答えると「そう。信じないと仏様のお力も小さくなってしまうからね」

 疑問が湧いてきた。そんなにたくさんの観音様やら仏様たちがおられるのなら
「私は神社にお参りするのが好きなんですけど、お寺にも行ったほうがいいかしら」すると木場さんがパソコンからこちらに向き直り
「いや、行かなくていい。行かないほうがいいですよ。そういう所に行くと、低級霊がいていろいろ遊んでくれるけど。もし自分がもっと上に行きたいならば、行かないほうがいい
 うーむ。そうなのかあ。
「何か見えたとか感じたとかいうのは、みんな低級霊なのよ。」と岡本さん。
「低級霊と高級神の区別が、私なんかわからないですもん」と言うと木場さんが
「行かなくなったら分かるようになるよ。自分の格が上がってくるし。」
「そうよ。サプリメントでも薬でも、やめたら効いてたのが分かるでしょ。同じよ」
 そうかあ。なるほど。

 カズさんは気を通してくれているらしいが、すぐに終了。
「気の流れがすごいわ。はやい。もう終わり」これはよく言われることだ。そのあとお腹にも手をあててくれたが、すぐに「熱い」と言ってそれも終了。
 すると、私のおでこにあるルビーのような何かがきれいになったらしい。カズさんが言ってくれたので、そうなのだと思う。

 これは帰ってから思い出したのだが、数年前にアメリカのヒーラー「ジェニィ・ディビス」さんのセッションを受けた時に、何も言わずに私の眉間をゴシゴシこすってくださったことがある。何を意味するのか聞かなかったが、そのルビーのようなものをきれいにしてくださったのかもしれない、とふと思った。そのルビーが何なのか、その時も今回も聞きそびれてしまった。
 
 そしてもう一つ。「気づきのアート展」でのPCせんにんさんのリーディングのレポートで、私はこんな風に書いている。
 「眉間。これは大きくグルグル巻きの図と、外の空間にも似たような図を描き、「仏」とかかれている。第三の眼が開いていて、特定の仏様ではなく「仏」的なエネルギーと直接同時につながっているのだそうだ。仏様からのエネルギーを受けているとかサポートされているとかではなく、同時に存在しているのだそうだ。」
 つまり、眉間のルビーは仏様的エネルギーそのもの、あるいはそのエネルギーとつながっている特殊な何かなのかもしれない。私のまわりに、たくさんの観音様や仏様たちが見えると言っていただいたのも、つながる。これはかなりカッコいいなあ。こんなことがあると、自分は何か特別な存在だと思わせてくれるので、私のエゴ様はとても満足している。

 万里の長城は、年代を捜してくださったらしいが見つからなかったそうだ。私は王様ではないが万里の長城を作るために動いていた人で、今でもリーダーシップがあるでしょう、と言われた。
 そうか。今の私はリーダーシップを必要としている。私にはそういう能力がある、と教えてくださったのだと思う。

 それから私の今のテーマでもある恐怖心のことを聞いた。
「ああ、過去にいろいろ失敗したのが影響してるからね。それとりましょう」と木場さん。
 わあ。取ってくれるんだ。ひょい、と何か手を動かしたようだったが忘れた。すごく簡単。
 あらゆる所に顔を出して、私が行動することを止めているのがこの恐怖心だと推理していて、スリーインワンを初め様々なセッションで扱ってきた。だんだん軽くはなるものの、どうにも頑固な恐怖心がへばりついている感じがしていた。これがなくなればこっちのものだ。

「それに確かあなたはコーヒーが飲めないのよね」これは私がいない時にまゆみさんが岡本さんに伝えてくれていたことだ。そんなことまで覚えていてくださっていることがとても嬉しかった。
「そうなんです。腎臓が弱くて、カフェイン類とアルコールが一切ダメなんです。」
「じゃあ、腎臓なおしちゃったらいいわ」
「え!!! 治るんですか。」
「治るわよ。私もほかのヒーラーに心臓を一瞬でなおしてもらったことあるから」
 たちあがって、木場さんに背中を向ける。腎臓のあたりをさわってくださっている。それもすぐに終了した。
「はい、なおったよ」いつも冷えている腎臓が熱い。
 わあすごい。早い。簡単。私はとてもとても嬉しくなった。それに腎臓は恐怖を司る臓器なので、両方していただいたことでかなり完璧なのではないだろうか。
 岡本さんが解説してくれた。
「細胞はどんどん入れ替わって新しくなってるでしょ。それなのにどうして病気が治らないのか。肝臓だって数年で全部の細胞が入れ替わっているんだから。それはね、その人が、自分は肝臓が悪いって思いこんでいるからなのよ」
 これは私が考えていることと全く同じだ。自分はどこが悪い、という根深い思い込みが現実を創作してしまうのだ。また嬉しくなった。
「その人の思い通りなんですよね」と私。

 私はこの15分ほどの間に、必要としているものを全ていただいたように思う。大きな手に守られていることを実感し信頼すること、私の行動を止めている恐怖心をなんとかすること、そしてリーダーシップを発揮すること、腎臓を元気にすること。今の私のテーマが出そろっている。すごい。
 たぶん私の守護霊や守護神の方々が、私にはこれが必要だからと出してくださったものを、3人がそのまま顕してくださるのだろう。

 私が小耳にはさんだ所によると、岡本さんと木場さんがペアでするのは、この間の気づきのアート展が初めてだとのこと。今日サポートしてくれていたカズさんも、何度か一緒にヒーリングやリーディングをされているようだけれど、こういう形でするのは今日が初めてだと言っていた。が、初めてとは思えないすばらしいチームワークだった。よってたかってヒーリングする形ができあがりつつあるのだろうか。3人いてどこにも余計なものがなくて、暖かくて、楽しくて、本当にいい場だった。

 それに私は知らない人たちが集まっている所に、一人で入るのは非常に勇気がいる。部屋の中に入っても、私だけ居心地悪くぎこちない。いつまでもなじめないのだ。今回のような設定は、私が一番苦手とするものなのだが、記憶をたどってみても居心地の悪さが出てこない。みんな帰りがたいのは面白いからだけではなく、暖かくて居心地が良いからだった。
 またおじゃましまーーーす。


おまけ
 私は神社に行くのが大好きで、毎日鎮守さんにお参りしている。そこでは特に変わった体験があるわけではないが、山田先生方式でお参りさせていただいている。つまり、まず一番に神様のご開運をお祈りするのだ。
 そして神社という聖域に身を置いて、十分に与えられていることに感謝し、これからの自分の生き方などあれこれ神様に聞いていただくのが、私はとても楽しい。
 私はあやしいパワースポットめぐりも大好きだけれど、そんな場所でも神様のご開運が一番だ。
 木場さんが言っているのは、霊的な体験を求めてあるいは様々な欲しい何かを求めて、くれくれエネルギーでお参りすることをさしているのではないか、と思う。
 そうでなかったとしても、やっぱり私は鎮守さんや産土(うぶすな)さんが大好きだから、お参りに行くだろう。

 もう一つ。私は家に帰るとすぐに、ブルーのきれいな紙に「私の腎臓はもう治った。ありがとう。私の恐怖心はもうどこにもない。ありがとう。」と書いて壁に貼ってみた。この文章を書いている今日も、腎臓に手をあてると熱い。

 料金は5,000円。格安だ。


2003.6月掲載

近畿 精神世界  番外 シンポジウム/ブースでうなる  京阪神 精神世界
紫塩〜オーラ写真〜血流観察〜波動測定+水

紫塩・3億8千年前の塩と出会う

 あるシンポジウムに参加したら、メインのお話とは別に小さなブースでいくつも面白そうなことをしている。入り口にはオーラ写真も貼ってある。 オーラ写真はゲームセンターでしかまだ撮ったことがないので、これはいいチャンスだ。料金も3000円とお手軽だ。
 ずずいっと狭い所を入っていくと、オーラ写真の手前に
紫色の塩がある。むむむっ。タダならぬ気配だ。
 実は私はなぜか塩が好きだ。面白そうな塩があるとなんとなく買っていて、いつのまにかずいぶんたくさんたまっている。 その時の気分に応じてなめたり、セッションの解放の一つとして使うこともある。いくつか集まってくると、もっと集めたくなるのが不思議だが、変わった塩はつい買ってしまう。
 こんな濃い紫色の塩は初めてなので見ていると、女性がやってきて味見を少しくれた。3億8千万年前のヒマラヤの塩だそうだ。 口に入れてみると、うまい!!!!! こんなにおいしい塩は初めてだ。温泉の味に近い感じだ。とにかくうまい。もちろんすぐに買った。1びん1800円で70g。 詰替用は倍入っていて2200円だそうだ。かなり高い値段だが、その値打ちはあると見た。
 容器にはミルがついていて、小さな結晶にくだいてある塩を、カリカリ引いて料理に使うのだろう。でも私は一粒なめる、というのがとても気にいった。 パンフレットも頂いたので読んでみると、お風呂に入れるとか顔を洗うとかいろいろの使い方があるらしいが、私は断然一粒なめたい。 これはどうしても毎日なめたい、と思う。なぜだかわからないが、そう思う。
毎日なめていると、何かいいことが起きるに違いない。 だって3億8千万年前のヒマラヤの塩なのだ。ミネラルの量もハンパではないはず。とにかく身体が妙に欲しがる味なのだ。何かいいことが起きないはずはない。

オーラ写真〜ゲームセンターのよりすごい

 紫塩を手に入れてウハウハの私は、そのままオーラ写真になだれ込んだ。私の前に並んでいるのはたまたま知人で、その人のオーラ写真は真っ赤だった。 リーダーの色なのだそうだ。うんうん、そうに違いない。うなずける。

 私の番がきた。どんな色が写るのだろうと思うとワクワクする。ゲームセンターで何度か撮った時には、いつもブルーと白、紫が基調だった。 あれは300円。こちらは3.000円。10倍正確に写るはずだ。
 ポラロイド写真の他に、ノートパソコンからデータが出てきて、それももらえる。それによると黄色が前面に出ているらしい。そんな明るい色が出たのは初めてだ。 聞く所によると行動的になっている時に出る色らしい。たしかに私は今までは考えるだけだったが、最近やっと行動できるようになりつつある。
 データを斜め読みしている間にポラロイドの紙をめくってくれた。ほとんどが黄色とオレンジ色で、少しグリーンが入っている。 これは調子のいい状態で、身体の調子が悪い時には、こんなに鮮やかな色は出ないのだそうだ。よかった。ほっとした。急にお客さんが増えて、それ以上は説明してもらえなかった。

 しかたなく自分でデータを読んでみた。すると、写真では黄色・オレンジ・緑なのだが、データによると中央は黄(治療)と緑(注意深い)で現在の自分を一番表現している色、 喉が碧緑(平穏・同情)で表現しているエネルギー、ハートがまた同じく碧緑(平穏・同情)でどのように感じているかを現すとある。
 私は自分が何よりもあこがれている碧緑=ブルーグリーンが、色濃く自分のオーラにあることが解り、なんだか妙に納得した。妙に冷静に、そうなんだ、と受け止めた。 感激屋の私らしくない。普段の私なら嬉しくて嬉しくて泣いてしまうようなことだと思うのに。でも、私はそれを知っていたような気がする。

 それぞれ数行にわたる解説がある。実は謙虚になって、データに書かれたことは伏せておこうと思ったのだが、やはり公開することにした。その方が私らしい。

世間に力を発揮しようとしている貴方・碧緑

 人々は貴方を即座に友達及び慰めを分かち合う人として見ている。人を決して批評せず、慈悲深いので多くの人が貴方の助言を求めて集まってくる。 生まれつきの治療師、カウンセラーで先生である。青は調和と伝達、寛大を示し、緑は治療と成長と献身を示す。 この混合色である青緑、あるいは碧緑は、精神的に深く慈悲深い人である。できることなら、世界を救済したいと思っている。
(これは私の理想だな。私は人を批判するし、慈悲深いってどういうことだろう、と思うくらいの自己中だし。)

切望、熱望、あなたがなりたいと思っているもの・黄色/緑
 楽しさを含めた同情、理想主義、治療、そして教えが現在の貴方を一番良く表している。 貴方は人生に対してまじめにゴールとか理想を抱いており、人類に対しても生まれつき同情心を持っている。しかし働いている間、人生を楽しみたいと思っている。 貴方は利発で機敏で何時も新しいアイデアに興味を示す。興味のある新しいテーマに出会うと、それに関するあらゆる本をむさぼり読む。
(それはそうかもしれない。わりとすんなり納得。興味あるテーマに出会うと、ホントに本をむさぼり読んでる。)

貴方の将来を表す・黄色/緑
 貴方の将来には、変化と明るいアイデアが待っている。黄色は知性を示し、緑は成長と変化と再生を示す。 故に黄色っぽい緑は、あるテーマあるいは人生一般についての貴方の態度や考えが、いろいろ新しい方向に拡大していく事を示す。 貴方は人生コースが変化するのを少しも恐れていない。そればかりか、かえってそのほうが貴方を若返らせる。
(ステキ!! これからどんどん発展していくのね。なりたいと思っている色と、将来の色が同じということは、なりたいものになれる、ということだわ。 でも人生コースが変化するのを少しも恐れていない、というのが、次に出てくる「血流観察」「波動測定」と矛盾する。うーむ。)

喉、貴方が表現しているエネルギー・碧緑
 貴方は心の平安と世界の調和を願っている。自分の心が穏やかに感じるだけでなく、平和を保つためにはどうしたらいいかという事を、他人に教え育成する必要性を感じている。 世人の向上を助けることによって、世界が変わることを願っている。あるいは芸術を通じ、環境美を造り上げていくことによって世界が変わることを願っている。 貴方は精神的であると同時に現実的で勤勉である。
(そうそう。私の意識には常に地球がある。ブルーグリーンに光り輝く地球。大それたことだけど、そのビジョンは捨てられない。)

ハート・貴方がどのように感じているか・碧/緑
 貴方はこの世の平和と平穏を願う人である。時々一人になりたがるが、この世を救うため、価値ある事に自分の知っているあらゆる手段を使って一生懸命働く。 貴方は人々の貧困と苦しみに対して、非常に人道的で同情的である。優れたカウンセラー、先生、芸術家でもあり、現実的、実質的であると同時に感傷的で空想的である。 貴方は他人に費やす時間と、自分自身の向上に使う時間とをバランス良くとらなければならない。
( そうれはある。もう少し大人の私になったら、こうなりそうに思う。まだまだ今は自己中で。)

 解説は、妙に納得してしまった。いいことばかりしか書かれていないけれど、自分が歩んでいる道がそのままそれでいいのだ、と納得できた。嬉しかった。

血流観察〜私は病人?

 オーラ写真ですっかり気をよくした私だったが、今度はショックが待っていた。
 これは左手の薬指の爪の生え際になんだかトロリとした液体を塗り、顕微鏡で見える毛細血管を画面に映し出してくれる。他の人のをのぞき込んでいたのと全く違う映像だ。
私のは毛細血管がほとんど見えない。霜降り肉のような映像になっている。
 「あなたは身体の代謝が悪いですね。それに水の代謝も悪い。疲れるとむくみやすいでしょう。」ゲゲゲ…オーラ写真ではそんなこと言われなかったし…。でも反撃を試みた。
 「いいえ、私はむくむことはないんですけど。」するとまたまたちゃんと反撃が来る。
 「あなたは個人的にはそう思うかもしれないけれど、こういう映像はそうなんですよ。それに私は病気の診断をしているのではないし、 あなたがこれはむくみではないと思っても、医者がみたら違うかもしれないでしょう。太股とか押さえてみたこと最近在りますか」
 そういえば最近はやっていない。ただ、子供時代に腎臓を患った時でさえ、むくみがでなくてお医者さんがいつも首をかしげていたのだ。 それを言ってみたが、あまりにも古い話で言いながら恥ずかしくなった。腎臓が弱いことにはかわりはないのだし。そこで素直に聞くことにした。 それにここで自己主張して勝っても、あまり意味がない。アホらしい。
 「あなたはコーヒー紅茶とかのカフェイン物は一切ダメ、冷たい飲み物もダメ、暖かいものを摂ってください。」これは素直に聞ける。 「はい。そういう物は、一切身体が受け付けないんです。」
 実は最近、睡眠時間が長く必要になって、どうしてなんだろうと悩んでいた。朝起きても身体が重くて、なかなか動けない。それを言うと「それはこの映像に現れていますね。 腎臓でしょう。」いともあっさりだった。
 
私は数分前とはうってかわって、急に病人になってしまった。今日は楽しみで元気に来たのに、なんだか身体がだるいような気もしてくる。 さっきまでクーラーのきつい場所にいたのも急に気になりだした。あれは腎臓に悪かったのではないか。あの寒さでまた弱ってしまったのではないか。
 となりには波動測定がある。その人にも聞いてみよう。

波動測定でだめ押し、でも波動水作ってもらって少しご機嫌

 これは江本勝さんが主宰している物で、実は私はこの会員だ。波動の測定をしてもらうのは初めてで、楽しみだ。
 「何か気になる症状はありますか? 」と聞かれてすかさず
 「最近睡眠時間がすごくいるんです。8時間寝ないとダメになってしまって…」と言うと、そのお兄さんはさっさかデータを取りだした。
 「となりで腎臓だって言われたんですけど…」と言うと、
 「そうでしょう。今腎臓のデータをとってますから」とのこと。
 そうなのかあ。やっぱり腎臓かあ。
 波動測定器はブーブーと変な音が出る。人がしてもらっている時にはうるさく聞こえたが、自分の番になると全く気にならない。そんなものだ。
 取っているデータの一覧表を盗み見ると、ネガティブな設問ばかりだ。そのことを質問すると、普段とるデータはもっと大量にあり、ポジティブなものもあるらしい。 今日のような短時間でする場合には、来る人の症状に合わせたものを取るほうがわかりやすいから、とのことだった。 私は、はっきりと弱い所が解るほうがいいとは思うのだが、
この精神的なダメージをなんとかしたかった。 精神的に病人になってしまっている状態だったので、ポジティブな項目もあったとしたら、私はちゃっかりと元気になれそうな気がしたのだが。

 データが取り終わった。説明してもらう。
 恐れ・不安系に一番たくさん印があり、これが根底にあるらしい。腎臓は恐怖の臓器なのでぴったりだ。 見えないものへの非常な恐怖、恐怖、ガンに対する恐怖、つねに不安感・神経質、その他の項目から原因のわからない漠とした不安や恐れ、 無力感、現実は変えられないとあきらめている、というのが出ていて、これが根にあるもの。 そして怒り系にはいらだち、いらいら、悲しみ系には苦しさつらさ、憂鬱系はなし、緊張系にはストレスとフラストレーション、その他から仕事と責任感の重圧で 、一時的に自信喪失と、人の長所が見えにくく批判的、というのが出た。
 うーむ。覚えのあるものとないものがある。が、潜在意識ではそう思っているのだそうだ。うーむ。ガンに対する恐怖は意外だった。家の家系には少ないのに。 見えないものへの恐れ、原因の分からない恐れは、あるのではないかと自分の心を推理していた。たぶんこれが私を止めているだろう、と思っていたことだ。
 無力感、現実は変えられないと諦めている、というのは意外だった。私の現実は変わりつつあるし、やる気満々だし、オーラ写真にも 「あなたは人生コースが変化するのを少しも恐れていない。そればかりか、かえってそのほうがあなたを若返らせる」と書かれている。うーむ。 腎臓という恐れの臓器から見ると、そういうことなのかもしれない。そういう私もいるのかもしれない。
 だが、腎臓も弱い私なのに、現実の生活で恐怖感を自覚することはほとんどない。なぜなんだろう。自覚がないだけ、意識に登らせないだけなんだろうか。 波動測定のお兄さんは、こういう感情から逃げずに直面することだ、そうすれば何ともなくなる、と言う。確かにそう。でも意識にないものに直面するのは難しいぞ。
 お兄さんは、ついでに波動水も私のデータを入れて作ってくれた。ありがたくチビチビ飲んだ。これが意外にいい感じだ。たしかに体調が変化した。
 波動測定を正式に申し込むと3ヶ月待ちなのだそうだけど、一度詳しく調べてもらうのもいいなと思った。

 この日の私はすっかり腎臓の悪い病人意識になってしまった。腎臓を強くするにはどうしたらいいんだろう、 あれもこれも腎臓が弱いせいに違いない、と腎臓が弱いという恐怖にとりつかれた病人意識にはまってしまった。
 私は受ける順番を決定的に間違えたのだ。オーラ写真を最後にするんだった(~_~メ)。しかし、これは自分の恐怖意識と対峙する時が来た、とのお知らせかもしれない。
 とにかく4つも受けると、てんこ盛り状態で、なんだか得した気分と、違うことを言われて疑問が残ることとで、妙なハイになった。