精神世界  ミーハーの精神世界みてある記 10  京阪神
by いずみ
このコーナーでは精神世界や霊の世界について体験したこと、面白かったことなどを中心にお伝えしていきます。

| マヤン・オラクルカード | オジン顔アワアワセッション | ソウルピュア集中セッション |

2003.10月掲載

近畿 精神世界  マヤさんのマヤン・オラクルカード  京阪神 精神世界

先日、「あかたび」がご縁で知り合った豊田さんという治療師さんと話していると、なにやら怪しくも面白そうな話題が満載だ。すっかりうれしくなってあれこれ質問ぜめにしていると、マヤさんという女性がマヤン・オラクルカードというカードを使ったヒーリングセッションをしてくれるらしい。最初に話を聞いていた時には、ただものではないカードがあるのだと思った。セッションを受けているうちにカードの色が変化したりカードの上に見える(感じる)ものが変化したりすると言うのだ。その上カードがマヤさんに話をするのだそうで、やり方もルールも全く決まったものはなく、その時その時で全く違う展開になるらしい。話を聞いているうちに、そのマヤさんとマヤン・オラクルカードの関係がただならぬものなのだ、と判ってきた。
私は俄然興味を持った。

私も占い師のはしくれで、カード自体にとても興味がありいくつかのカードを持っているのだが、どうもしっくり来ない。どのカードも使いこなせない。何か決定的に間違っているような気さえしてくる。しかしカードには興味がある。という所で立ち止まっていた。だいたい占い師ならカードの一つくらい使いこなせなくてどうするのよ、という考えも浮かんでくるが、いくら学ぼうとしてもビタッとこないので諦めていた。
カードを使うステキな占い師さんとの出会いにも、今まで恵まれていなかった。でも、このマヤさんは面白そうだ。是非会いたい。ヒーリングセッションを受けたい。
マヤさんは広島に住んでいて、月に一回程度京都の豊田さんの治療所でセッションをするらしい。

そして待つこと一ヶ月。予約の日が来た。
マヤさんは30代くらいの、かわいらしいステキな女性だった。豊田さんの明るい診療室の一角をカーテンで区切って場所ができあがった。
マヤさんはまず、手を合わせて祈る。私も心の中で手を合わせてご挨拶した。すると何だか空気の質が変化してきて、頭がクラクラする。何か、日常生活とは全く違う場ができあがったことが感じられた。高密度で優しい感じがした。
マヤさんがテーブルの上に置いたカードの箱が、気になってしかたがない。非情に美しい幾何学的な模様が描かれていて、何かのパワーにあふれている。私は一目でそれに惹きつけられた。たとえようのない、私のどこかに食い込んでくるような、あらがいようのない美しさだ。
マヤさんはとても心をこめて丁寧に箱を開け、44枚のカードを取り出した。カードの裏が見えている。宇宙を表現した絵だ。吸い込まれそうだ。

「何かこれをテーマにしたいという事はありますか?  それともカードにお任せにしますか?」と聞かれて、私は「お任せにします。」と答えた。今扱いたいテーマがないわけではないが、カードを見て、カードによって与えられるものに従ってみたい、という気がしていた。

マヤさんはもう一度カードに手をのせて祈ってからシャッフルし、全体を4つの山に分けた。カードをどのようにシャッフルしてどう置いていくのか、毎回違うのだそうだ。マヤさんは毎回、カードとチャネリングしてカードの求めるように進めるのだそうだ。
4つに分けられたカードの山の、どれがいいかと聞かれて、一番右の山を選ぶ。私は自分がどの山を選ぶのか、全て知っていた。今考えるとそれも不思議だ。

マヤさんは私が選んだカードの山を手にとり、丁寧に一枚づつめくっては置いていく。めまいがしそうな程に美しい図形のカードが、次々と置かれていく。数枚のカードが置かれると、残りのカードを元の場所に戻してから1枚のカードを取り上げ、図形を私の方に向けてマヤさんは語り出した。

「あなた様に出会えて大変うれしく思います。あなた様は〜」非情に丁寧な上品な言葉で始まることに、私はびっくりしてしまった。最初は何を言われているのかよくわからなかった。私はすぐに、理解しようとすることを止めてしまった。というか、抽象的で美しい言葉が私の中に流れ込んできて、左脳さんが働こうとするのだが、珍しいことにそれがうまくいかなかったのだ。
今思い出せるのは「言葉」というものがテーマになっていた事。そして私には2つの恐れがあること。一つは人と心ふれあう事の恐れ。もう一つは、そこから離れる事の恐れだ。あまりの的確さに左脳は完全に麻痺してしまった。心の奥底にある一番のポイントを丁寧に優しくしかし的確に突かれた。痛みはなかった。
それらの恐れを私が解放することを受け容れるなら、カードさんはサポートしてくれるらしい。もちろんイエスだ。

私には自分の感情の一番重たい所に惹かれていく傾向がある、とも言われた。それは思春期以来ずっと私にあり、そのおかげで私は自分の中の一番暗い何かに響くものが好きだった。絵でも音楽でも小説でも、いつも私は暗く重い、どこにも救いのないものに惹かれた。
私はカードさんにヒーリングされることを受け容れるかと何度か尋ねられ、その度にイエスと答えてカードを受け取った。そのカードをハートチャクラの上に置く。次のカードからのメッセージが語られ、私はカードを受け取り、ハートに重ねる。
そして深い呼吸をして20数えるように言われた。50まで数えたこともあった。
最初は何も感じなかったのだが、ある数枚のカードを受け取りハートに置いた時、カードから大量の光が土石流のように一気にあふれ出て私のハートに入っていった。いつまでもそのエネルギーがとぎれずに、フルパワーで入ってくる。その迫力に圧倒された。
私の中にもういらなくなったエネルギーの暗い固まりがあったとしたら、そのフルパワーの光で一気に浄化され跡形もなく消え去ったという気がする。例えようのない非情な圧倒的なパワーでありながら、暴力性を微塵も感じさせない。生まれたばかりの赤ちゃんの毛髪のような軽い優しさだ。今まで私が一度も感じたことのない、不思議な癒しのパワーだった。

その後、セッションの流れが変わったようだった。過去に苦労し体験してきた事はもうおしまいで、それら全ては必要だった体験となる、のだそうだ。
いくつめかのカードの山の中から面白い図形のカードがめくられた。マヤさんは「これは何に見えますか?」と尋ねる。
「ペンギンの顔。三角の向こうに海が見える。……私の感じている恐怖心は実は妄想で、実際に恐れなければならない様な事は何もない。」と答えた。

さらにカードがめくられる。マヤさんにまた質問された。「このカードはどう見えますか?」
カードの手前にアーチ型の門があり、階段が続いている。
「私の望んで止まないもの、それがある場に、この門をくぐって行ける。」「行ける?」マヤさんの表情が微妙に変化したような気がする。「うん。行ける。この階段を登っていく。そこに私は行く。」

さらにめくられたカードがマヤさんの手に取られる。
「全く新しい時代が始まってもいい?」とマヤさん。
「もちろん!!」
「本当に大丈夫か、心に聞いてみて」
私は自分の内側に意識をあわせる。次に進みたい、前に進みたい、と何かがささやく。「大丈夫。行けると思う。」と答えると、マヤさんがカードをまた渡してくれた。それもハートに置く。深くゆっくりと呼吸する。

最後のカードは、紫色の美しい模様が描かれていた。「変容」というような意味だったと思う。受け取ってハートにあてると、カードが胸に吸い付いてくる。言われたとおり20数えて呼吸したが、カードは吸い付いたままだ。私はゆっくりとその感触を味わった。しばらくしてからやっと離す。マヤさんが言うには、カードがそこにずっといたがっていたのだそうだ。

このカードは生きている。生きて、呼吸し、非情に繊細で強力な波動でサポートしてくれる。
マヤさんによると、このカードは成長しつつあるのだそうだ。様々な人とセッションするごとに、成長していくのだそうだ。そして今回、私と出会えたことを本当に喜んでくれていて、マヤさんはカードをチャネリングしながら感動で何度も泣きそうになったのだそうだ。
私はただ不思議で、強力な磁石で惹きつけられているような感覚がずっとあった。私はカードによって引き起こされた何かに身を任せ、カードは私の魂の求めるものに信じられない程の繊細さと大胆さで寄り添ってくれているのを感じた。

こうしてあの体験を思い出しながら文章に書いていると、その時の胸の感覚がよみがえってくる。自分が見えない何者かによって愛され、守られ、祝福されているのだ、ということが身体によみがえってくる。私はなんて幸せな人間なのだろう、と思った。


マヤさんのカードヒーリングセッションは30分5,000円から。時間が超過すればそのかかった時間によって料金が加算されます。
その他にも、なにやら面白そうなセッションがたくさんある様子。もらったチラシが行方不明で正式な名前が判らないけれど、豊田さんとのペアでする「手相」をチャネリングしてマイナスのものを解放していくセッションがあったり、顔にたまっているマイナスのエネルギーを浄化解放して本来の顔を取り戻す「おじん顔ナントカセッション」だとか…
また体験したものから紹介していきます。

マヤさんのマヤン・オラクルカードセッションを受けたい人には、連絡先をお教えします
ここにメールをどうぞ→ 福本いずみ


2003.10月掲載

近畿 精神世界 マヤさんの「オジン顔アワアワセッション」 近畿 精神世界

今日は娘を伴って、マヤさんのセッションを受けに行った。
戸を開けると、マヤさんたちの明るいさわやかな声が聞こえた。メンバーは治療所の主である豊田さん、治療所の受付の女性、マヤさん、マヤさんと仕事をしている昔はお兄さんだった人(名前を忘れたの、ごめんなさい)、という人たちだ。

二人で二時間の枠なので、どちらかが先にして一人は待っているのだと思ったら、同時進行だった。
娘はマヤさんのカードセッションを受け、私は先月から決めていた「オジン顔アワアワセッション」というのを受けた。これは前回に初めて来た時、顔にたまっている感情を解放するセッションがある、と聞いたので、是非それを受けたいと思っていたのだ。

私は子供の頃に、自分の感情が周りの人に分かるのが非常に苦痛で、感情を全く顔に出さない訓練を一生懸命にした。努力のかいあって私はみごとなポーカーフェィスになり、数年後にこれはやりすぎたかも、と思い直して笑う練習を始めたのだけれど、○十年たった今でも私は笑うのが苦手だ。顔が妙にひきつる。そうなると楽しかったことすら、ウソだったような感覚になってしまう。
だから顔のブロックをはずすことは、私の長年の夢だったのだ。

それにこのネーミングがすごい。このネーミングもチャネリングしたのだろうか。もしそうならマヤさんがチャネリングしているシリウスの医療団の方々は、かなりのセンスの持ち主だろうと思う。それにそのセッションには「ユージー」というマヤさんがチャネリングして創ってもらった機械を使うと言う。これがまたなんだか面白そうなのだ。

以前もらった小冊子によると、非常に身体が弱かったマヤさんが、身体に関する情報をチャネリングするようになり、それに従っていくうちに身体が丈夫になったらしい。そしてさらにチャネリングして次々と何か機械を作り、それが「ユージー」になったらしい。

マヤさんが私の代表細胞さんにチャネリングしてくれた。「細胞に光りをありがとう」と言っておられます、とのこと。光をありがとうって、これからやるセッションのことだろうか。それは聞きそびれてしまった。いい感じの言葉だったので、深く考えないことにした。

私はまず、メモ用紙を渡されて、そこに自分が望んでいることを「私は〜する」とか「私は〜になる」という書き方で表現するように言われた。顔のセッションなので、首から上のことに関する願いだけかと思ったら、なんでもいいと言う。そして書いた紙を「ユージー」の上に乗せておくと、それを読みとってそういうエネルギーを送ってくれるらしい。
「いくつ書いてもいいの?」と聞くと
「いいですよ。どうぞ」とにこやかな声で言われた。
私は俄然張り切った。私は欲張りだ。叶えたいことが山ほどある。
私は頭に浮かぶことを、片っ端から書いていった。あれも、これも私は叶えるつもりだ。このこともはずせない。それに念のためにあのことも書いたほうがいいな。私一人望みが叶ってもつまらない。関わる人たちが全員幸せにならなければ意味がない。ということは、こういうことも書いておかないと…などと書いているうちに、とうとうメモ用紙6枚になっていた。

その紙をユージンの上に並べた。それから昔のお兄さんは私の両手と両足に化粧水をすり込んだ。なかなか気持ちがいい。この昔のお兄さんは控えめに見えるけれど、非常に信頼できるまじめな人だと思う。そしてたぶん天然ボケの人だ。触れられる手からそんな感じが伝わってきた。

それから両手足にユージーの端子を止めた。そしてミルク味の飴をもらう。これもなにやら特性のものらしい。それからお水をコップに一杯。これは丹波の湧き水にあれこれ手を加えたものらしい。なにやら説明を聞いたけれど、忘れてしまった。
などと用意をしていると、突然思い出した。
「私、今一番大切なことを書き忘れたわ。どうしよう…」と言うと
「いいですよ。書きますか? 」とまた紙を出してくれた。よかった。まだまにあうらしい。私は最近のテーマになっていることを書いた。

いよいよ始まる。ユージーの端子がつながれた手足は、なんだか不思議な暖かさだ。昔のお兄さんは私の髪の毛を丁寧にタオルでつつんだ。そしてガラスの美しい器に、真っ白いアワアワを入れて来た。クレンジングなのだそうだ。しみないようにしっかりと目をとじると、顔のあちこちにアワが置かれていく。なんだか妙にくすぐったい。笑いがあふれてくる。
アワアワのまま2分。

そしてアワをふき取ってもらい、また化粧水をつけてもらった。顔からマイナスのエネルギーを解放する準備が出来た。のだとかってに解釈した。
それからヘッドホンで静かな音楽を聴きながら眠る。この間にあのユージンからのエネルギーが、私に作用するのだろうと思う。

こうして気持ちよく寝ているうちに、私の野望(*^.^*)がすべて叶うようにお膳立てが整っていくのだ、と思うと、ワクワクしてくる。あのことも、このことも叶えば、私が恋焦がれていることが実現していくだろう。
そう。寝ながら気づいたけれど、私は一番の願望を書いていない。それを叶えるために私に必要だと思われることを、片っ端から書いていた。しまった。一番の願望を一つ書いておけばよかっただけなのかもしれない。今更メモ用紙をもらって書き足すのもちょっとなあ、と思ったので、私はその一番の願望が叶っている様子をイメージしていた。というよりも、自然にそういうイメージがあふれてきた。そしてパワーがあふれてくる感じがあった。

そのうちに気が付くとネガティブな事を考えていることがあった。ああ、これはやめておこうと思うのだが、どうもまたネガティブにはまる。ウツラウツラしながらうーむ、と思っていると、上唇のあたりがもぞもぞし出して、そこから何かのエネルギーがシュッと抜けていった。顔全体がふっと明るく軽くなった。不思議な感覚だった。
気持ちよくまどろんでいると、昔のお兄さんや治療所の豊田さんたちが区切られたカーテンの向こう側で、今夜のナベの相談をしている。おいしい話につられてお肉や白菜が頭の中を飛び交ううちに、終了。まだ寝ていたいのに、昔のお兄さんはさっさとユージーの端子をはずす。というか、はずさないといつまでも客が起きないのかもしれない。

丁度娘のカードセッションも終了して、それぞれの簡単な報告などの雑談大会になった。
私がメモ用紙に7枚も書いたことで大笑いになった。今までの最高記録が5枚だったそうで、私はそれを抜いて一位になったらしい。
マヤさんがユージンに尋ねる(チャネリング)と、よっし、とすごくやる気になってくれたのだそうだ。あきれられていなくて、ほっとした。

何の根拠もないし、特別にドラマチックなことが起きたわけでもないけれど、私は自分の野望が叶うことを信じられる気がした。それが叶うように、しっかりとサポートされている、という気がする。
娘はどんな内容だったのか教えてくれなかったけれど、1時間以上かけた丁寧なセッションだったらしい。一皮むけたようなスッキリとした表情になっていた。



2004/03

ソウルピュア集中セッション



マヤさんたちが提供しているセッションに「ソウルピュア」というシリーズがある。その中に「集中セッション」という非常に効果的で非常に心地のいいものがあるらしい。その人のテーマになっている事を、非常に深く開放することが可能らしい。

その究極の集中セッションを流れ星さんが受けると言う。

マヤさんを発見したのは私だし、今までいろいろなセッションも受けてきたのに、まだ何も体験していない流れ星さんが、いきなり究極のセッションを受けるという。

先を越された私はちょっと面白くなかった。「私が一番」といつも私の中で言っているエゴ様がムクムクと動き出す。早い話がくやしいのだ。
でも、流れ星さんの人生がよりよいものになってくれることは、私にとって何よりも一番うれしいことだ。彼の人生が劇的に変化して、大金持ちになる可能性だってあるかもしれないし…ふっふっふ…私は嬉しくなってきた。それに流れ星さんは私のようなミーハーではないので、本当に必要だと感じたことしかしない人だ。

そう思い直すと、集中セッションが決まってむちゃくちゃ嬉しそうにしている流れ星さんを、応援する気持ちになった。


■集中セッションとは

集中セッションとはこんな風だ。
まず、その人にとって今本当に必要なセッションは何か、とうことをマヤさんにシリウス君(シリウス星の医療チーム)にチャネリングしてもらって、プログラムが降ろされる。
その情報にはその人が今どんな状態で、何がテーマとなっていて、そのためにどんなセッションが何回必要なのか、どんな過去世が関わっていてそれを解放することにどんな意味があるのか、といったことがくわしく書かれている。
集中セッションは、「ソウルピュア」と呼ばれるマヤさんたちが開発したセッションの組み合わせで行われる。
ソウルピュアのセッションとは、文字通りピュアな魂を取り戻すためのもので、シリウス君と直接繋がっているLet's Yujieという機械を使うものなのだ。
なんだか面白そうだし、次はこれを体験してみよう、と思っているうちに、流れ星さんが体験どころか、本格的に集中セッションを受けるという。12月の最後の6日間に泊まり込みで受けるらしい。


■「ソウルピュア」と「Let's Yujie」とは何者?

カードセッションやチャネリングセッションを受けた時に「Yujie君」という機械は紹介してもらっていた。そうそう「私は何のために生まれてきたのか」という究極の質問をチャネリングしてもらった時にも、Yujie君はそばにいた。

Yujie君とは、マヤさんがシリウスの医療チームからのチャネリングによって情報を貰い、創り出した機械だ。

マヤさんは子供の頃から虚弱体質で、あまり学校に行くことも出来なかったらしい。大人になってからも原因不明の難病となり、布団から起きあがるどころか身動きするのも辛いような数年間を体験したらしい。頭をほんの少し動かしただけで強烈な頭痛があったりしたそうだ。

チャネリングはそれよりも前から始まっていたらしいが、その頃から、こういうものを作ってくださいということで設計図が降りてくるようになったらしい。
マヤさんはパートナーであるかの君の協力を得てその機械を作ってもらった。最初の機械は「マヤ1号」という小型の機械だ。マヤさんはそれを使うことでやっと起きあがれるようになったり、歩けるようになったりしてきた。

「マヤ1号」もマヤさんが健康を取り戻す中でどんどん進化してゆき、今では「Let's Yujie」という形に成長した。
ソウルピュアという集中セッションは、このLet's Yujie君とインストラクターとセッションを受ける人との三者で成立する。

流れ星さんの集中セッションのメニューは、こんなものは初めてだ、というくらいにハードなものらしい。六日間の連続というのも初めてだし、初日は18時間かかるというのもすごいことらしい。流れ星さんはどうも徹底的な浄化の時期なのかもしれない。


■私も集中セッションを受けるぞ

私はこの一年、急激な変化と成長が自分に起きたことを感じていたけれど、次のステップは、何か質の違うことが起きるような気がしていた。それがもしかしたらマヤさんの提供するセッションにかかわりがあるかもしれない、と私は今までのチャネリングなどの体験から感じていた。

そこで私もすぐにマヤさんに電話して、集中セッションの情報を降ろしてもらった。
私は4日間のセッションで、合計のセッション数もそう多くない。ゆったりとした日程だ。だからといって3日間に詰めるというようなことは出来ないのだ。セッションとセッションの間の時間も大切らしい。

さあ、それならば私もすぐに受けるぞ、と思ったら、なんとなんと、「早くても2月1日以降に受けて下さい。それまではバランスを取るエネルギーが働いていてダメです。」とのことなのだ。可能ならば流れ星さんと同時に受けることもチラッと考えたのだけれど、それはできないらしい。
なぜ今から1ヶ月半も待たなければいけないのか。一瞬ムッとした私だったが、「バランスを取るエネルギーが働いている」という言葉に気をよくした。
つまり私はすでにサポートされているのだ。何もしていないかに見えるこの時間にも、何かが私に働きかけてくれているのだ。それなら信頼して感謝して、おとなしく2月1日を待とう。
もちろん、私は2月1日から集中セッションを予約した。


■流れ星さんの年末集中セッション

猫の手も借りたい年末、流れ星さんはヘトヘトのヘロヘロになりながら仕事を終わらせて広島に行った。(この時期、集中セッションは広島だけでされていた。現在では福岡でしています。)

そしてセッションも終盤にかかったころに、とても弾んだ報告があった。集中セッションはうまく行っているらしい。なんだかとてもいい雰囲気だ。ハイになっている。
私はなんだか自分だけ取り残されたような妙な気分になった。

私はお正月に入ってから広島に行った。久しぶりに流れ星さんの顔を見ると、雰囲気が柔らかいし、すっきりしている。
一つ前の人生で、それは太平洋戦争だったらしいのだけれど、人間魚雷として死んでいった時の最後の感情が非常に強く残っていたのだそうで、その情景がありありと見えたことを熱っぽく語る様子を見て、とても大きな事が彼の内側で起きたことが感じられた。

それに胸のあたりでいつもゴチャゴチャしていたものがない。流れ星さんの顔は、新年とともに新しい人生がスタートする喜びに輝いていた。


■レムリアの水晶にチャネリングしてもらう

私の集中セッションまでにまだ時間がある。ので、私はマヤさんの京都セッションの時に、以前から気になっていた「レムリア」の水晶にチャネリングしてもらうことにした。

レムリアの水晶というのは、レムリアの時代に作られたもので、一つ一つに個人情報が記録されている。
普通水晶は岩盤のようなところにはえるような感じで発見されるものらしいが、レムリアは土の中に一つ一つ間隔をおいて寝かされているのが出土したりするらしい。つまり人工的に埋められたのだ。そして一つ一つのレムリア水晶は、自分の持ち主が現れるまで、何万年でも待っているのだそうだ。

私は一つ、レムリアを持っている。これは水晶を買いに行った時、手がかってにのびて見つけた石で、持つと妙な感じがした。これは何??? と思っているうちにいきなり涙がどんどんあふれて、たまらずに泣いてしまった。
胸が痛い。きゅんきゅんする。涙が収まった後も、手から離すことができない。何がなんだか訳がわからなかったが、この石を置いて帰るわけにはいかない、と思った。
何万年か知らないけれど、ただひたすら私を待っていてくれた石なのだ。とてもいとおしいと思った。

数年前にその私のレムリアに出会ってから、どうしたらこの石の情報を解読できるのだろうかと思っていたのだ。何にでもチャネリングできるマヤさんなら、この石の情報を読み解いてくれるに違いない。

1月16日、レムリアのチャネリングを受けた。
マヤさんの前に座る。彼女の祈りが始まると、空気が変わる。これはいつものことだ。 いつものように丁寧なご挨拶のあと
「私の話を真実として受け取ってください。あなた様ではなく、石を中心にチャネリングします。私はあなたの事を伝えるためにまいりました。」という言葉で始まった。
そして「とほうもなく暗い人生は、どのように始まったのかをお話します。」と、つらく悲しい、淋しさと戦う孤独な人生が語られた(>_<。)。
透明で純粋だったから持てた能力ゆえに、苦しみ、その能力を闇に使い、多くの人々を支配していたらしいm(_"_)m。
それは他の文明に影響を与える程のものだったらしい(-_-;)。
その時代、私が心を許したのは、石だけだった。水晶たちだけが恋人だった。このレムリア水晶は、私がもっとも愛していた石だったのだ。
この石と出会った時の訳のわからない涙はこれだったのか。つまり過去の恋人が変わらぬ姿で現れてくれたのだ(*^.^*)。

セッションの最後、レムリア水晶は「あなたを愛しています、愛しています、愛しています…」と何度も何度もささやいてくれた。生涯だれ一人として心を許せる人を見つけられなかった時代、自分を決して裏切らない石たちだけを愛していた自分が、いまだにこの今の私の中に存在しているのだ、ということが実感できた。
そして石は、何万年ものあいだ、この私が戻ることを信じて、待っていてくれたのだ。 この私という人間に、そのような壮大なドラマが存在したことが驚きだった。セッションが終了した後も、何か微妙なショック状態とでもいうような感覚がしばらく残った。


■私の集中セッション

そして2月1日から集中セッションが始まった。
いちばん最初のセッションは、レムリア時代のマイナスのエネルギーを開放するセッションが追加された。Let's Yujieの上にレムリア水晶を乗せてセッションしたのだけれど、最愛の恋人に再会して、強いきずなを作り直すような幸せなセッションだった。

終わってみると、レムリア水晶も透明感を増し、柔らかさが表面に現れてきた。

それから私のメインテーマの開放が始まった。
情報によると、過去世でずいぶん殉死をしているらしい。

ソウルピュアのセッションは、座り心地のいい長イスに横になり、両手両足にLet's Yujieの端子をつないでもらうことから始まる。それから特別なお水「六員環構造水」を飲み「元気ミルク」というおいしいアメを食べ、「Dr.Holly」の化粧水を塗ってもらう。これで感情の開放がスムースに行くようになるらしい。
それから開放のサポートをしてくれる「天使カード」と「石」も選ぶ。 毛布をかけてもらい、ヘッドホンでステキな音楽を聞く。極上の気分だ。足にも何か暖かいものを入れてもらった。インストラクターのかの君が、ずっとそばについていてくれる。

最初は暖かくて心地よかったのだが、だんだん寒くなってきた。「寒いんだけど」と訴えると、さらに毛布を重ねてくれて、ぬいぐるみ状態になったけれど、体の芯から冷えがどんどん沸いてくるようだ。

約一時間のセッションが終わると、すぐにトレイに飛んでいった。とにかく寒くて冷えてしまっていた。
「なんでこんなに冷えるの?」訪ねると
「感情が体から抜けていくと、寒く感じるのよ。しばらく続くけど大丈夫だから。」とのこと。そうかあ。私の体から不必要な滞った感情が抜けているのか。それならどんなに冷えてもいいや、と思った。むしろ冷えれば冷えるほどセッションが進んでいるということだろうか。あまりに単純すぎるかもしれないけど、何かが見えたり聞こえたりなどということが起きない私なので、何か実感のようなものが欲しかった。

「何回かしているうちに、だんだん温かくなってくるよ。だけど冷えるのはつらいから、足をもっと毛布でくるもうか」
うん。ありがとう。私はもともと冷え性で、冷えるのはとてもつらい。

一日目はずっと冷えて冷えて寒かった。
二日目になると、冷えてはいるけれど丹田のあたりが暖かい。その暖かさがだんだん強くしっかりとしたものになっていった。
三日目には、冷えはほとんど無くなり、毛布の暖かさがちゃんと感じられるようになった。
四日目、いよいよ殉死した過去世の開放があった。そこはマヤさんが来てくれて、どんなことがあったのかチャネリングしてくれた。

代表的なものを3つあげてくれた。どれもとても悲しい過去世だった。誰かを助けるために自分が死を選んだり、本当に信頼していた誰かに裏切られて身代わりで死んだり、といった内容だった。
そして私は悲しみが好きで、悲しみのコレクションを延々としてきたのだということが明らかになった。
悲しみコレクションは今回の人生だけではなかったらしい。これにはすごく実感がある。今のこの人生でも、悲しみはいつも身近にあり、私の心を大きく閉めている感情だったから。

そしてなんと、なぜ私の魂さんが悲しみコレクションをすることにしたのかと言うと、「知性的に見えるから。カッコイイから。」という理由なのだ!!!!!!!!! 
残念ながらこれにも実感がある。私はどこかで今でもそう感じている(-_-;)
ということは、私は途方もないお調子ものだ、ということではないか。 私は拍子抜けしてしまった。 私の魂の年齢がどのくらいかわからないけれど、おそらくはたくさんの悲しみや苦しみ、痛みや恐怖を体験してきたことだと思う。たくさんの傷を負ったに違いない。(それは私だけではなく、どの魂も途方もなくたくさんのことを体験してきたに違いないけれど。)

でも、その理由が「知性的に見えるしカッコイイから」だったなんて。

私が体験したかもしれない悲劇のヒロインたち、裏切られて死んだ私も、身代わりになって処刑された私も、生涯ただ一人として心を許せる人を見つけることができなかった私も、なんだかアホらしいことに思えてきた。

私は30回ほどため息をついた。
重く暗く深刻に生きてきた今までの人生が、じつに間が抜けたものに感じられた。 そりゃ、何か深遠な魂の目的があり、そのためにさまざまな体験が必要なのだと思うし、私の魂はその体験によってたぶん進化成長してきたのだと思う。
でも、そのさまざまな体験を選ぶ動議が、なんと私らしいことか。
この気づきが、もしかしたら私にとっては一番重要だったのかもしれない。

悲しみの開放は、集中セッションが終わった後にも続いていたが、それに振り回されることはなかった。 ただ、何かまだどうしても集中セッションが足りない、という気持ちが強くあり、さらなる情報をマヤさんに下ろしてもらった。
すると3日間の集中セッションで、3月中に受けるのが望ましいという。うーむ。マヤさんと私のスケジュールを突き合わせると3月1日からするしかない。 ということで、さらに3月1日から受けることになった。